くらし情報『「虐待した親」を支援する先駆者による初の著書 『虐待したことを否定する親たち』で親子関係再生の道を示す』

2022年12月15日 11:00

「虐待した親」を支援する先駆者による初の著書 『虐待したことを否定する親たち』で親子関係再生の道を示す

目次

・子どものために親を支える場所が必要
・虐待した親とされた子どもをつなぐプロセスを解説
・本書で取り上げる虐待のケース
・『虐待したことを否定する親たち』について
「虐待した親」を支援する先駆者による初の著書 『虐待したことを否定する親たち』で親子関係再生の道を示す

『虐待したことを否定する親たち』書影

株式会社 PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長瀬津要)は、2022年12月19日に『虐待したことを否定する親たち——孤立する親と子を再びつなげる』(宮口智恵 著/税込1133円)を発売します。
本書は、これまで見過ごされてきた虐待する「親」への支援として、「親子関係再構築プログラム」を提供しているNPO団体「チャイルド・リソース・センターの代表である、宮口智恵氏の初の著書です。宮口氏は、これまで250組以上の親子関係の修復に尽力してきました。 虐待が起こる理由や親の心理、そして虐待を止めるプロセスを、リアルな事例をもとに解説します。

子どものために親を支える場所が必要

令和3年度中に、全国225か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数(速報値)は207,659 件で、過去最多を記録しました。これは、前年度比で5.8%増、20年前との比較では、なんと11.5倍以上です。
本書の著者である宮口氏は、かつて児童相談所の児童福祉司として15年間勤務していました。そこで出会った「虐待する親」の多くは、誰にも支えてもらえず、たった一人で子どもを育てているという過酷な状況でした。

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