くらし情報『弘前大学・京都大学との共同研究で健康ビックデータから『女性のメンタル不調』に『鉄分不足』が関係していることを確認』

2023年3月8日 11:00

弘前大学・京都大学との共同研究で健康ビックデータから『女性のメンタル不調』に『鉄分不足』が関係していることを確認

大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、国立大学法人弘前大学(以下、弘前大学)、国立大学法人京都大学(以下、京都大学)との共同研究により、大規模健康ビックデータから、日本人の「女性のメンタル不調」と「血中の鉄関連成分」に関係があることを確認しました。

<背景>

鉄分は私たちの体内に存在する栄養素であり、酸素の運搬を始めとした多岐にわたる重要な生物学的役割を果たしていることが知られています。
しかしながら、特に月経のある女性においては、定期的に経血と共に鉄分が体外に排出されるため、鉄分不足になりやすく、進行すると鉄欠乏性貧血へとつながります。貧血と診断されない場合でも、体内の貯蔵鉄(フェリチン)の減少による潜在的な鉄分の欠乏、すなわち“隠れ貧血”が問題とされており、20~40代の女性においては65%以上が貧血もしくは隠れ貧血と言われています※1)。欧米諸国と比較しても日本人女性の貧血の割合は高く※2)、女性にとって重要な健康課題の一つと言えます。
体内の鉄分が不足すると、疲れやすい、めまいがする、頭痛がする、などの貧血の諸症状が現れるとされ、日常生活におけるQOLや働く女性の生産性に影響を及ぼすと考えられます。

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