くらし情報『創立80年 劇団文化座が不朽の名作に挑む 『若草物語~小さな貴婦人たち~』上演決定 カンフェティでチケット発売』

2022年8月18日 08:00

創立80年 劇団文化座が不朽の名作に挑む 『若草物語~小さな貴婦人たち~』上演決定 カンフェティでチケット発売

四姉妹は、ときに失敗しながらも奮闘し、確実に一歩また一歩と、立派な「リトル・ウィメン」へと成長していく。

創立80年 劇団文化座が不朽の名作に挑む 『若草物語~小さな貴婦人たち~』上演決定 カンフェティでチケット発売


劇団文化座

当劇団は、戦時下の1942(昭和17)年2月、演出家佐佐木隆、女優鈴木光枝をはじめとする9人のメンバーによって結成され、1945年には日本の現代演劇を紹介する目的で旧満州(中国東北部)に渡り、そこで敗戦を迎えています。これは当劇団の歴史であり、創立メンバー亡き後も劇団の創造の柱に、その痛み、憤り、反省が受け継がれています。
また、この苦難の経験から一貫して働く人たちの応援歌とも言える、常に社会的な弱者の気持ちに寄り添い、生活者の「視点」を持って作品を創造してきました。
1982年には水上勉作・木村光一演出『越後つついし親不知』で新生面を切り開き、文化庁芸術祭大賞、ならびに佐々木愛が紀伊國屋演劇賞を受賞しており、1987年より今日に至るまで、隆と光枝の一人娘である佐々木愛が劇団代表を務めております。
創立期には、日本の現代演劇史に大きな足跡を残す劇作家三好十郎との深い結びつきによって三好作品を連続上演し、戦時下の厳しい条件の下で演劇の良心の灯をともし続けました。以来、三好十郎作『その人を知らず』『炎の人―ゴッホ小伝―』『おりき』、山代巴原作『荷車の歌』、長塚節原作『土』、山崎朋子原作『サンダカン八番娼館』など、底辺に生きる人々に光を当てた作品の上演を続けています。

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