“座りション ネイティブ化”が進むZ世代の価値観とは
トイレ空間でくつろぐ“チル・オン・ベンザ”
もう一つは、座りションだから「できること」がある点です。それはスマホ操作です。常にオンラインでいたい彼らは、座ることでSNSや動画コンテンツを楽しむことも可能です。最近のトイレ空間は、清潔で、一人ほっと一息つくのにも適しています。 “チル”(マイペースに居心地よく過ごす)の時間を大切にする彼らの価値観にスマホが加わることで、トイレは“チル・オン・ベンザ”(座ってリラックス)できる空間となり、座るのが当たり前になっているのかもしれません。
主流となった座りションは、トイレを汚さない?実験の結果「実はフチ裏に跳ねていた」!
「トイレが汚れないスタイル」と思われている座りションですが、実際に汚れないのでしょうか。ライオンが座りション想定での尿ハネ実験を行った結果、座りションによって、尿は内側にぐるっと1周跳ねており、特にフチ裏と便座裏に跳ねていることが明らかになりました。トイレスタイルの変化によって、汚れ方も変化しているようです。
実験結果:立ちションで床に飛んでいた尿ハネは、座りションでフチ裏へ!座りションは、フチ裏に汚れが溜まりやすい!
座りションによる、1日分の尿ハネ汚れ実験画像
座り小用による尿ハネ実験概要
・疑似尿300ml(ビタミンB2水溶液)