くらし情報『CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)のインフルエンザウイルス不活化作用を確認』

2022年12月15日 15:30

CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)のインフルエンザウイルス不活化作用を確認

※3

<研究成果>
当社は、委託試験で実施したin vitro試験において、2種類のA型インフルエンザウイルス(Influenza A virus, H1N1及びInfluenza A virus, H3N2)※4に対するCPCの不活化作用を検証しました。
インフルエンザウイルス液とCPC溶液を1:9で混合して15秒間、30秒間、1分間、3分間、5分間作用させ、感染性を持つウイルスがどの程度減少したか評価した結果、A型インフルエンザウイルス(H1N1)に対しては、CPCを0.0125%の濃度で1分間曝露させることで99%以上不活化することを確認しました。
また、A型インフルエンザウイルス(H3N2)に対しては、CPCを0.0125%の濃度で5分間曝露させることで92%不活化することを確認しました(表1, 2、図1, 2)。

CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)のインフルエンザウイルス不活化作用を確認

表1CPCのA型インフルエンザウイルス(H1N1)に対する不活化率(%)**報告書の数値をもとに計算を行った
CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)のインフルエンザウイルス不活化作用を確認

表2CPCのA型インフルエンザウイルス(H3N2)に対する不活化率(%)**報告書の数値をもとに計算を行った

CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)のインフルエンザウイルス不活化作用を確認

図1CPCを1分間曝露した時のA型インフルエンザウイルス(H1N1)

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