国際的に高く評価を受ける演劇カンパニーTheatre Company shelf 『バイオ・グラフィ: プレイ(1984)』上演決定 カンフェティでチケット発売
【あらすじ】
もし過去の一場面に戻り、そこから改めて行動を選択し人生の記憶を持ったままもう一度生き直すことが出来たならどこで何を選択し、行動すればいいのか。人は別の選択をして別の人生を送ることが出来るのか。
人生の選択をやり直す自由が与えられた行動科学の教授ハンネス・キュアマン。演出家が、キュアマンのすでに生きられた伝記をもとに、過去の出来事へと彼を導き、彼に行動を選択させる。キュアマンは選択した場面を舞台上でもう一度演じ、言わば伝記の第二版の作成を試みるのだが...
【戯曲『バイオ・グラフィ:プレイ(1984)』について】
戯曲は1968年に初演され、その後1983年に改訂版が出版された。訳出には1984年版を使用している。タイトルにある「プレイ(ドイツ語ein Spiel)」は「演技」・「劇」であると同時に、一定のルールに従って他者との関連性において営まれる行為(ゲーム)と解釈することが出来る。劇は劇中劇の形式で進行し、リハーサル中の舞台または稽古場のように、作業灯と舞台照明が繰り返し切り替えられ、舞台上で二重の現実レベルが表現される。
shelf「バイオ・グラフィ・プレイ(1984)」