【公開中】角田光代さんインタビュー ~気分よく生きることと暮らしのリズムとは、どんな関係がありますか?~ 「ウェルビーイング100 by オレンジページ」
第一回公開インタビューの様子。ゲストは作家の角田光代さん(中央)。聞き手は「ウェルビーイング100 byオレンジページ」プロデューサー酒井博基さん(右)、編集長前田洋子(左)
気分よく生きることと暮らしのリズムとは、どんな関係がありますか?【角田光代さんインタビュー(抜粋)】
作家である角田光代さんの「小説を書く」という仕事の日々は驚くほど規則正しく、週休2日の会社員のそれと変わりません。20代のころは「芸術家というものは夜中起きているものだ」という思い込みから、無理して徹夜したりしていたそうですが……
酒井:(前略)角田さんは作家というお仕事をされていますので、時間が自由なかわりに生活リズムは不規則なのかなあという勝手な思い込みがあるのですが。
角田:恐ろしいぐらい規則正しいです(笑)。
酒井:それは毎日、何時に起きて、何時から仕事を始めるとか、決めているんですか?
角田:そうですね。30歳のときからなので、20年以上になりますが、平日の9時から5時まで仕事をして、5時になったら残業なしで家に帰るという毎日です。土日は仕事をしないというのが基本で、すごく仕事が忙しくなったときは、残業はなしで前倒しに。