くらし情報『サステナアワード2021「みどりの食料システム推進賞」受賞 海底が砂漠化!? 五島列島の海を守れ!『五島の醤 にかける熱き想い』』

サステナアワード2021「みどりの食料システム推進賞」受賞 海底が砂漠化!? 五島列島の海を守れ!『五島の醤 にかける熱き想い』

■「五島の醤」を持続的な産業へ。環境がどう変わるかを検証し続ける。

駆除対象魚は、魚醤にすると通常の魚で製造するより、さらに独特の香りを放った。この香りを何とかしようとして出会ったのが、五島列島で1000万本自生するといわれるヤブツバキ(藪椿)の花から採取した椿酵母だ。これによって、これまでにない華やかな香りの魚醤が生まれた。
販売を担当する五島の椿株式会社では、磯焼けの認知度向上のため、本ドキュメンタリームービーの企画や磯焼けの取り組みを伝える授業等を行っている。「購入してくれるお客様にも、あなたのその気持ちが我々のプロジェクトや、地球環境に貢献してくれるのだということを伝えていきたい(五島の椿株式会社代表取締役:谷川)」と語る。
駆除対象の魚を商品に活かし持続可能な産業にすることで、五島の醤は新たな磯焼け対策に取り組むことを目指している。


■五島の醤プロジェクトについて

複雑な海流が育む、豊かな漁場が広がる五島列島の海。漁獲高は全国第2位、魚種は250種を超え、釣り人の間では魚の聖地ともいわれる。現在、温暖化の影響による植食性魚の活発化で、沿岸部の海藻が減少する海洋環境問題「磯焼け」の被害が深刻化している。

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