蜂蜜酒(ミード)をもっと知ってほしい 京都初!飲んで学べるミード専門醸造所立ち上げへ 老舗蜂蜜屋三代目・ハニーハンターの挑戦
その頃には「ミードと言えばミールミィ」と言っていただけるまでになりました。
○オリジナルミードの開発
そうして国内でもミードの人気が高まる中、2017年に京都・城陽酒造にて国産ミードの委託製造を開始。現在に至るまで8種類の国産オリジナルミードを発売し、海外産ミードとの二本柱として成長してきました。

○ミード業界の発展とハニーハンターの想い
近年では、国内でもミードを扱う酒造や業者が増え、ミード業界も少しずつ発展してきました。しかし、それと同時に誤ったミードの情報や、一度飲んだものが口に合わなかったことから「ミード=美味しくないお酒」と言った話を耳にすることも増えました。金市商店三代目社長でもあるハニーハンター市川拓三郎は、個性豊かな「蜂蜜の魅力」と蜂蜜から生み出されるミードを楽しんでもらう方法をかねてより模索してきましたが、そんな現状に、国内でミードを牽引してきた金市商店がミードを造らなくてどうするんだという想いも募らせていきました。
○新たな挑戦へ
ミードは、蜂蜜・水・酵母で造るとてもシンプルなお酒です。原料となる蜂蜜の個性によって多種多様な味わいを生み出します。日本を始め世界各国の養蜂家を訪ね、良質な蜂蜜を買い集めてきたハニーハンターだからこそ、先代からの想いを受け継ぎながら、蜂蜜から生まれるミードの素晴らしさを伝えていけるのではないか――。