くらし情報『管理組合と所有者、これだけはやっておきたい5つの災害対策』

2022年3月4日 13:00

管理組合と所有者、これだけはやっておきたい5つの災害対策

また行動指針をアクション(ミッション)カード形式にすると実用性が高い。

2.居住者名簿(要支援者名簿)

個人情報保護法に基づき管理会社が作成、所持しているので、ほぼ管理組合では共有できないと考えられる。そのため居住者にその必要性を理解していただき改めて作成するとともに、要支援者が何号室に住んでいるか確認しておくこと。

3.防災備蓄

購入して揃えたら準備完了ではなく、暖房器具や発電機などの試運転、メンテナンスを折々に行なう。テントなどの組み立て方も訓練の際に確認すること。トランシーバーはタワーマンションなど高低差が大きいと使えなかったというトラブルが実際にあるため事前に要確認。

4.防災訓練

訓練も目的、テーマが明確になっていないケースが多い。火災か地震か、断水か停電かによって訓練内容が変わるため、それぞれのシーンを想定して訓練を行う。
消火器や屋内消火栓などの消防設備の取り扱いにも慣れておく必要がある。5.ライフラインの防災対策

受水槽の流出防止のための「地震センサー付き緊急遮断弁」を設置することは対策としておすすめ。 地震の際、おさまった後に大勢の居住者がバスタブに水を溜めると受水槽の中の水が一気になくなるので本来はNGだが、これを設置することで未然に防げる。

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