2024年2月28日 11:00
摘みたていちごの美味しさを届けたい|宮城県山元町・いちご生産者の「一苺一笑(いちごいちえ)」さんを訪ねました
をグループの垣根を越えて定期的に開催しています。
2月19日は宮城県亘理郡山元町の一苺一笑さんを訪ねました。
摘みたての味を、出来るだけ早くお客様のもとへお届けしたい
◆宮城県山元町
宮城県南に位置する山元町は、積雪量も少なく穏やかな気候で、県内でも有数のいちごの産地です。
代々いちご農家だという代表の佐藤さんは、「いちごの鮮度が良い状態でお客様に食べてほしい」と、できるだけハウスの中でいちごを熟成させることを心がけているそう。ハウスではスタッフがひと粒ひと粒手作業で収穫し、大きさなどを丁寧に選別、お客様へ届ける準備が行なわれています。
流通するいちごの多くは、少し青白い部分が残る状態で収穫され、店頭などに並ぶ頃に赤くなるそう。一方、収穫時に赤く熟成しているいちごは柔らかく流通の過程で傷んでしまうリスクも併せ持つことから、収穫後できるだけ早くお客様の元へいちごが届き、甘く美味しい状態で召し上がっていただけるよう、扱っているお店を把握する工夫をされていました。
◆いちごの受粉にはクロマルハナバチが活躍
料理長たちが天井が高く広いハウスの中に入ると、いちごの花から花へ次々と素早く移動する蜂に出会いました。