くらし情報『摘みたていちごの美味しさを届けたい|宮城県山元町・いちご生産者の「一苺一笑(いちごいちえ)」さんを訪ねました』

2024年2月28日 11:00

摘みたていちごの美味しさを届けたい|宮城県山元町・いちご生産者の「一苺一笑(いちごいちえ)」さんを訪ねました

ここでは日本在来種の「クロマルハナバチ」が受粉のために活躍しています。身体全体を覆う毛によって、丸みを帯びて見えるためその大きさに驚きますが、とても大人しい蜂だそう。見た目や形の美しいいちごに育つためには均一な受粉が必要で、人の手作業よりも蜂による受粉が適しているそうです。

敷地内には何棟かのハウスがあり、品種の異なるいちごが育てられています。
品種により、甘みと酸味のバランス、実の固さなどが異なり、料理長達は実際に食べ比べさせていただきました。それぞれどんなお料理でお客様へ提供するか考えながら、生産者さまへ質問をするなど、いちごの生育環境をじっくりと見学させていただきました。

◆収穫タイミングの先読みが難しいいちごを、安定して届けるために

摘みたていちごの美味しさを届けたい|宮城県山元町・いちご生産者の「一苺一笑(いちごいちえ)」さんを訪ねました


摘みたていちごの美味しさを届けたい|宮城県山元町・いちご生産者の「一苺一笑(いちごいちえ)」さんを訪ねました


いちごは、ハウスの中で育てていても収穫タイミングに合わせて育てるのが難しいそう。ハウス内の温度だけでなく、太陽光の加減により生育が左右されるためです。安定供給できるよう、ハウスごとに実の熟成タイミングをずらし、最適な状態で収穫できるよう工夫しています。

株元に近いいちごが大きく形もよいため、ひと株に実る個数を制限したり、いちごにとって必要な日差しに応じた細かな水分と養分の調整をする必要があるそう。

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