オレンジページの取り組み 「コンポストで始まる循環の生活実装デザイン」が 「2021年度グッドデザイン賞」を受賞
2021年10月には新虎通りエリアプラットフォーム協議会と連携し、公園にコミュニティコンポストを設置する社会実験も始まりました。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
関心は持ちながらも、維持管理するのが大変な印象から始めるハードルが高い印象があったコンポストに対して、コンポストそのもののデザインや情報設計、コミュニティづくりによって手軽さと安心感を与えることに成功しています。実際に周囲にもユーザーが複数人いて、楽しく続けられているようです。今後予定されているコミュニティコンポストの導入や行政との連携により、地域コミュニティや教育機関など、より公共的な動きにもつながっていくことを期待しています。
なぜ「生ごみ」?なぜ「コンポスト」?
●生ごみを減らすことで、気候変動の抑制に繋がります
近年、大きな問題になっている気候変動。その原因のひとつが、大気中のCO2(二酸化炭素)の増加です。じつは生ごみも、CO2増加の要因であることはご存じでしょうか?その80%が水分と言われる生ごみは、焼却時にたくさんのエネルギーを使いCO2を排出します。生ごみを減らすことはCO2の削減につながり、また、ごみの輸送や焼却にかかるコストの削減にもなります。