■開催報告■土木の男性育休座談会~どうして「男性育休」取らないの?~
育休取得の課題について
育休取得の課題については、業務量や職場の理解に関するご意見が多く見られました。
・育休を取ることに対して「ご迷惑をおかけしますが」「取らせていただく」のような表現になっている
・現在現場の責任者の立場であり、1,2日の休みは可能であるが、数週間となるとなかなか難しい
・問い合わせが来ると、対応せざるを得ないので、実質無給で仕事をする時間が発生する(私の妻がこのような状況でした)
制度に関する希望について
上記の課題に対して、制度に関する希望として、柔軟な働き方ができるようになること、完全な休職ではなく週の数日を育休とする等の自由な取得ができるようになること等がありました。また、国や会社から対象者全員が取得しなくてはならない制度(半強制的なもの)にするのがよいといった意見や、制度そのものだけでなく管理職層の理解も必要という意見が多く見られました。・数か月間、完全に休む、のではなく、生後○ヶ月までは月1or週1勤務、その後○才までは週2勤務、とするような、休む/働くを切り分けすぎない制度
・柔軟な働き方(フレックス、在宅勤務)を円滑に遂行する管理職のスキルが必要だと思いました
・座談会にも話題に上がった男性育休100%のように、対象者全員が取得する制度構築が必要かと思う
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