外壁の汚れをアートに変え、新たな街計画をもたらす 地域おこし協力隊「TOMOSHIBI」さんにインタビュー!
校長先生がすごく情熱のある方で、受賞のニュースを見て連絡してくださいました。指宿市徳光地区にある温泉タンクにも絵を描いています。校長先生も徳光地区の人たちもすごく情熱があって、一緒に考えていけるのが楽しいです。」
瀬戸口「あとは、市が運営する観光施設である砂むし会館『砂楽』の階段に描かせていただいたり、指宿市役所の新しい支所にも描かせていただくため企画準備中です。」
最近は高圧洗浄機を使って汚れた壁面に描く手法ではなく、MOTORさんの従来のアート活動に近い、塗料を使ってカラーで描く形の活動も増えたそう。アートと地域の課題を掛け合わせることで地域住民の理解が深まり、アーティストがさらに活動しやすくなるとお二人は考えています。
――お二人の地域おこし協力隊としての任期は残り1年ほどですが、今後はどのような活動に注力したいですか?
瀬戸口「今後は我々の活動に賛同してくれるアーティストにも絵を描いてもらいたいです。指宿が『アーティストに会える街』になって、いろんな人が集まってくれたら最高ですね。アーティストや観光客、指宿に暮らす地元の方たちが、いい影響を与え合うことができると思っています。」