【星のや東京】暑い夏の夜に怪談噺で涼を楽しむ「納涼・怪談落語」開催|期間:2022 年6月1日~8月31日の毎週土曜日
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2022年6月1日〜8月31日の毎週土曜日、暑い夏の夜に怪談噺で涼を楽しむ「納涼・怪談落語」を開催します。これは、深夜0時から丑三つ時といわれる2時頃にかけて落語家による怪談噺を聞き、恐怖に背筋をぞっとさせることで涼を楽しむ催しです。江戸時代の怪談の楽しみ方に倣い、藍色の浴衣を身にまとい、百個の行燈が並んだ空間で、落語協会所属の真打「玉屋柳勢(りゅうせい)」による怪談噺を聞き、涼を楽しみます。
背景
納涼とは、夏の暑さを避けるために涼しさや過ごしやすさを工夫を凝らして涼しさを創り出し、味わうことです。冷房機器のような文明の利器が存在しない江戸時代、人々は夏の暑さをしのぐために、恐怖によって背筋をぞっとさせ、涼を楽しんでいました。恐怖を感じようと、怪異を描いた芝居や談話会が多く行われ、そのうちのひとつに怪談を聞くということがありました。(*1)一方、現代では、熱帯夜が続き、冷房機器に頼り、涼しさを保つことが日常となっています。
(*2)星のや東京では、江戸の暮らしや文化、涼を感じる感性を取り入れることで、現代の東京でも冷房機器に頼りすぎることなく快適に夏を楽しんでほしいと考え、この催しを開発しました。