くらし情報『【ダイキン】30分の睡眠で脳の記憶力と処理速度の改善効果が得られる室内の温熱制御を確認』

【ダイキン】30分の睡眠で脳の記憶力と処理速度の改善効果が得られる室内の温熱制御を確認

の共同研究を開始しました。
両者は、今回の共同研究と実証実験を通じて、覚醒度が強まる日中の時間帯でも快適で効果的な仮眠を実現する温熱制御技術の開発をめざします。

これまでの共同研究の概要

日中の眠気による生産性低下の改善には30分以内の短い仮眠が推奨されています※3。本共同研究では、30分間の睡眠状態を「入眠前・睡眠中・起床」の3段階に分け、脳波測定器で検知した睡眠状態に応じて実験ブース内の空調を様々に制御することで、「速やかな入眠」、「適度な深さで安定した睡眠」、「眠気の残りにくい起床」を実現できる温熱制御を検証しました。
2020年1月から2年間の検証により、湿度40%から60%の一般的なオフィス空間では、室温を27℃にすると入眠までの時間が短くなる傾向が見られたことや、入眠後に室温を26℃に低下させると10分後にはノンレム睡眠(睡眠段階2※4)に到達したこと、起床の3分前に室温を27℃以上にすると睡眠深度が浅くなる傾向が見られたことを確認しました。また、これらの温熱制御により、起床後には脳の処理速度と記憶力を改善する効果が得られたことも確認できました。

『point 0 marunouchi』で実施する実証実験の概要

本実証実験では、共同研究で効果を確認した温熱制御が、実際のオフィス環境においても有効性を持つことを確認します。

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