【ダイキン】30分の睡眠で脳の記憶力と処理速度の改善効果が得られる室内の温熱制御を確認
なお、実験ブース内の湿度は40%から60%とし、温度調整には当社の小空間マルチカセット形エアコン『ココタス』を採用。
■実験内容
30分間の仮眠のうちの「入眠前・睡眠中・起床」の3段階に応じて仮眠ブース内の室温を調整。
室温に応じた被験者の睡眠深度および仮眠前後の生産性の変化を計測・評価。
【3段階の睡眠状態における室温と睡眠深度に関する評価】
①入眠前 … 入眠前の室温を「低め(25℃以下)・中立(26℃)・高め(27℃)」の3通りに設定し、それぞれの温度環境で入眠に要した時間を評価。
②睡眠中 … 入眠前の室温から変化させない場合と、入眠前の温度から1℃下げた場合による睡眠深度の違いを評価。
③起床 … 睡眠中の室温から変化させない場合と、起床時刻の3分前に室温を27℃以上にした場合の睡眠深度の違いを評価。
【起床後の生産性の変化に関する評価】
④計測テスト … 入眠前と起床後、PCモニター上で点灯する信号に応じて素早くマウスをクリックしたり、簡単な計算式に解答しながら数問前の解答内容を記憶したりするなどの生産性計測テストを実施し、脳の処理速度と記憶力を評価。
⑤アンケート … 入眠前と起床後に、眠気のレベルを7段階で自己評価する主観アンケートを実施。