大和シティー・バレエ『宗達』熱海MOA美術館能楽堂で再演決定 『風神雷神図屏風』の作者、俵屋宗達の半生を躍動感あふれるコンテンポラリーダンスで舞台化
伝統的な日本美術をダンスでどのように再解釈するか、その独創性が見どころ。クラシックバレエはもちろん、コンテンポラリーダンスとも非常に高い技術を持つ大和シティー・バレエのダンサーたちの繊細で力強いパフォーマンスが見どころ。宗達の繊細な筆致とダンサーの動きが重なり、芸術の再現という点でも圧巻。和楽器の生演奏も加わり宗達の美意識とバレエの表現力が融合したこの作品は、日本美術を新たな角度から楽しめる公演。
大和シティー・バレエ 2023 Winter Concert 『宗達』 :
https://youtu.be/VjmPvCi1svE
※こちらの映像は、2023年12月公演時のものです
熱海公演におきましては、出演者、場面構成など 異なる部分がございます。
演出・振付を担当する竹内春美の言葉
この「宗達」〜能楽堂版〜は、本阿弥光悦を演じる辰巳満次郎氏の「能楽は引き算の美学」だ、と言うお言葉を借りて’引き算の美学’に挑戦しています。
普段のホールから能楽堂へ舞台をうつすことで、幕、舞台美術、多種多様な照明など、初演に駆使していた沢山のものが存在しなくなります。また乗せたいだけ乗せていた大量のダンサーも、能楽堂には似合わないものになります。