2024年4月1日 15:10
『エイコン・ヒビノ528Hz眠るコンサートpresented by HUGMOTTI』開催! “眠るコンサート”で眠れたのか?
「MIZUTAMAHIME」、また最新オリジナルアルバム『INORI』から「INORI」「レクイエム」などエイコン氏のオリジナル曲が次々と演奏された。
そしてコンサートの中盤、いよいよ「眠ってください」の時間、パーカッショニストの山村氏とエイコン氏の40分間にわたる即興演奏のコーナーがスタート。コーナーが10分を越えた頃には、会場のあちこちから「カラン」「カタン」という音がする。どうやら手にした携帯電話を落としてしまったらしく、静かな寝息も聞こえてきた。まさにお客さまが求めていた「良質な睡眠」導入の瞬間だった。しかしその一方で、ステージのスクリーンには今回映像の演出を担当したラファエル小関彰氏がAIを一切使用せずに創り出した太陽系の美しい惑星たちが、エイコン氏の演奏と絡み合いながら、見事にライブを演出した。その映像の素晴らしさに目を奪われた人たちにとって、眠ってしまうにはあまりにももったいない演出だった。
終演後には「もったいなくて眠っていいものかどうか迷った」との声が聞こえる一方で「デジタルだらけの都会の人々にはピッタリ(の企画)で、心身と脳のデトックスのようにすっきりすることができました」