2022年11月4日 18:30
アニメーション作家 山田遼志氏トークイベント開催。「作家性」という限界を食い破るために
Vimeo作者コミュニティの中でウケる色や構成などがあり、作者同士切磋琢磨していた。自分はそこにハマらなかったし、その逆張りで作品を作っていった。表層的なものではなく作家性で勝負したかった。
コミッションワークについては、本当に貧乏な生活をしていて、正直お金が欲しかったというのが大きい(笑)。
Q.「millennium parade」の常田大輝さんもそうですが、山田さんはファッションや音楽など多領域の人たちとの交流が広いように思います。
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作品を作り続けながら、いかに色んな人たちとつながるかを考えてきた。音楽領域の人たちとは特にSNSで繋がっていった。ミュージッククラブでVJをやることで繋がりが広がった。
iPadやiPhoneで作品そのものを見せやすくなったことも大きいと思う。
常田さんとは、前身バンドの時代にVJをやっている。
Q.28歳の時に1年間ドイツに留学していますね。日本とドイツのアニメーション教育についての違いはありますか?
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ヨーロッパはディスカッションの熱量がすごいと思う。議論をどう交わすことができるか。記憶に残っているのは「20代〜40代はみんな同い年だ」