2023年5月26日 11:00
【リゾナーレ大阪】泡、波、光の現象や貝、サンゴなどの素材から海の世界の楽しさを創造する「海とつながるアトリエ」誕生|期間:2023年6月1日〜9月30日
をテーマに、さまざまなアプローチから、子どもたちが自分と海とのつながりを感じてほしいと思い、「海とつながるアトリエ」の誕生に至りました。
「海とつながるアトリエ」の特徴
1アトリエの目の前に広がる海とのつながりを感じる体験型ギャラリー
アトリエに入ると大きな窓越しに光と海が目に飛び込んできます。そこに、海作家がインスタレーション(*2)をつくります。作品のタイトルは、「ぐる・ぐる・ぐる・ぐる」。水の粒にみたてたボールを作品の上に落とすと、雨のように右、左へと流れ最後は、自分の元へ戻ってきます。きれいな水もそうでない水も最終的にはすべて自分の元へ返ってくるという作家からのメッセージに触れることができる空間です。
*2インスタレーション:据え付け、取付け、設置の意味から転じて、展示空間を含め作品とみなす手法
▼海作家渡邉加奈
1982年、大阪府生まれ。2011年、大阪芸術大学美術学科卒業後、海や水を題材にし、平面・立体・インスタレーションなど多岐にわたる制作を展開し、活動している。2011年から大阪や関西で個展をひらき、2015年には、「ヤングクリエイターズアワード2015」優秀賞を受賞。