11月30日は「いいミードの日」 ミード文化への想いを熟成させた「ヴィンテージミード2018」を数量・期間限定販売
また、ミード造りには技術的な側面も大きく関与します。発酵過程では酵母の選定や温度管理が重要で、少しの差がミードの仕上がりに大きく影響します。
もちろん、すべてが順風満帆というわけではありません。初めてミードを造り始めた頃は、発酵がうまく進まなかったり、思ったような味わいが出せなかったりと、多くの試行錯誤を重ねました。しかし、その度に新しい知識や技術を学び、改善を繰り返してきました。同時にその試行錯誤を目の当たりにしたことで、自分たちで実際にミードを造りたいとの思いが大きくなっていきました。
■第三章: 日本ミード協会との関わりと影響
ミード造りに深く関わっていく中で、ミード部門担当者であり金市商店3代目の市川拓三郎は日本におけるミードの認知度向上に対しても強い情熱を抱くようになりました。そうした中で、日本ミード協会での活動が大きな影響を与えました。
日本ミード協会は、国内でのミードの普及や品質向上を目的とした団体であり、ミードに対する愛情や知識が豊富なメンバーが集まっています。市川もその活動に参加することで、同じ志を持つ仲間と交流し、さらにミードの世界を広げていくための多くのヒントを得ることができました。