11月30日は「いいミードの日」 ミード文化への想いを熟成させた「ヴィンテージミード2018」を数量・期間限定販売
レシピ作成時には京都学園大学(当時)で醸造学を研究していた篠田吉史准教授にも加わり、京都府内のタッグでミードを造ります。蜂蜜の選択、酵母の選択、蜂蜜の量や発酵期間など様々な試作を経て、「京都ミード蜜酒」、「はちみつのお酒蜜月」を11月30日に発売します。
その翌年には、クラウドファンディングサイト「Makuake」にてミードヌーボーを発売。開始から14時間で目標の100%を達成、最終的には283%を達成し多くの方の好評をいただきました(
https://www.makuake.com/project/mielmie/)。その後も、金市商店が持つ様々な蜂蜜を使ったミード8種類を次々と発売し、国内産の委託製造のミードと海外からの輸入ミードを取り扱っていきます。
ミードを造る過程には、予想以上に多くの挑戦が待っていました。まず、原材料として使う蜂蜜自体が、その品質に大きな影響を与えます。日本国内で採取される蜂蜜は地域ごとに風味や特性が異なり、それぞれの土地の個性を反映しています。例えば、桜の花の蜜から採れる蜂蜜と、栗の花から採れる蜂蜜では、ミードの味わいも全く異なってきます。このように、原材料選びからして一つの冒険であり、そこに醸造の技術が加わることで、世界に一つしかないミードが完成するのです。