2024年2月21日 07:00
子どもの頃虐待された親が年老いて頼ってきたら介護する?Surfvoteで調査実施。28.6%が「一切援助を拒否すべき」と回答する一方、60%以上は「何らかの援助などを検討すべき」と回答した。
投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
親なのだから、同居して介護を行うべきだ 14.3%
介護することによって、親の弱っている姿を見て苦しみから開放されたり許し合えたらいいですね。
同居はしなくても、経済的な支援を行い、介護保険の申請を行うべきだ 23.2% 同居も経済的支援も行わなくても、生活保護と介護保険の申請を行うべきだ 25%
音信不通ならともかく、何かあれば行政も含めて、子供に連絡し対処を求めてくるのは必至。つながりがある以上、最低限のケアはしないといけないと思う。
「あなたとは関わるつもりはない」と一切の支援を拒絶するのも致し方ない 28.6%
経験がないからわからないが、その人はずっと心に傷を負って生きてきたかもしれないし一緒に住むことで辛い過去を思い出すことになるかもしれない。
その他 5.4%
「一切の支援を拒絶」を迷いなく選ぶことができないのは、(母体を危険にさらしてでも)産んでくれたからこそ今の自分が世界に存在するという事実があるから。自分が存在しなかったら「無」なので。わからない 3.6%
自分は虐待された経験がないのでわからない。
このイシューを執筆した 太田 差惠子氏
京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。