2023年3月2日 00:00
新型コロナウイルスへの対応状況等に関するアンケート調査
と、②策定して見直しを行っている企業群(感染症 BCP見直し有)の2 グループ間で比較を行いました(t検定による比較)。本記事では有意水準5%未満の場合を「有意差あり」と表現しています。
■サマリー
【1】マスクの着用については「未定」が最多
政府は3 月 13 日から屋内・屋外を問わずマスクの着用を個人の判断に委ねる方針を決定しましたが、今後の施設内におけるマスクの着用方針については、「未定」との回答が 35.4 %と最も多く、いまだ企業としての方針が決めきれないでいる状況が浮き彫りになりました。次に多かったのが「政府の方針に従う(個人の判断に委ねる)」( 27.8 %)でした。企業規模で有意な差は見られませんでした。マスク着用に関する自由回答では、「社員間でも意見が分かれ、会社として強制できない」「工場とオフィスではリスクが異なる」などの課題が多く出されました 。
【2】パーテーションは継続して使用
感染防止のためのアクリル板パーテーションの今後の設置方針についても、「未定」(31.3 %)との回答が多かったものの、「現状のまま継続して使う」が 36.8 %で最多となりました。