くらし情報『沢口靖子でしか成し得なかった『科捜研の女』25周年 デビュー時から変わらぬ向上心「今も反省ばかり」』

沢口靖子でしか成し得なかった『科捜研の女』25周年 デビュー時から変わらぬ向上心「今も反省ばかり」

沢口はそれについても認識しており「加藤さん演じる加瀬は、“会計係”という立場で、専門的な科学捜査に関して、一般常識の中で質問してくる役どころ。それを私たちが分かりやすく彼に話してあげることで、結果的に視聴者の方にも理解していただける」と、よりドラマに入り込みやすくなる工夫がなされているという。

放送開始から25年、沢口は、くしくも新レギュラーの加藤と同じ34歳で『科捜研の女』シーズン1をスタートさせた。初回の登場シーンは、犯行現場で榊マリコがゴミ箱に顔を突っ込んで証拠品を探しているという場面。沢口自身もよく覚えているといい「初期の頃はおてんばキャラで始まりましたが、今は随分大人の女性に成長しました」とほほ笑む。

「いただく台本に沿ってマリコを演じてきましたが、ふと『大人になったな』と思わせられるせりふに出会うことはあります。例えば、初期の頃は“科学は嘘をつかない”という科学一辺倒だったけれど、事件だけではなくて人間を見つめる、そんな優しいせりふを話すようになりました」と変化を語った。そんな沢口はキャリアを重ねてきたが、マリコは「私の人生の半分近くを一緒に過ごしてきた、私の分身のような存在」

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