沢口靖子でしか成し得なかった『科捜研の女』25周年 デビュー時から変わらぬ向上心「今も反省ばかり」
まるで駆け出しの新人俳優のようにふるまう大ベテランの沢口。ドラマも“原点回帰”がテーマだが、【俳優・沢口靖子】にとっての“原点”を聞いた。
「やはり私は『東宝シンデレラ』(第1回)というオーディションで選ばれたことや、俳優デビューした映画『刑事物語3 潮騒の詩』、朝ドラ『澪つくし』が私の俳優としての原点だと思っていて、今でも覚えています。私はあまり器用なタイプではありませんので、あれもこれもという感じよりは、目の前のことを一歩一歩、着実に前に進みたいです」
初期の頃は低迷気味だった視聴率も、沢口のデビュー時から変わらぬ向上心と努力で安定し、いまや現行連続ドラマ最多シリーズ記録を持つ歴史に残る作品となった。「一歩一歩、着実に前に進む」という沢口だからこそ続けられた同シリーズ。“原点”であり“最新作”である『season24』でも、さらに洗練されたマリコを見ることができそうだ。
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