真田広之、米エミー賞主演男優賞初受賞 『SHOGUN 将軍』「みんなでミラクルをつくることができた」
本当にありがとう」と英語でスピーチした(※記事初出時より英訳を修正しました)。
エミー賞主演男優賞には、1981年に同じ小説を原作とするドラマ『将軍 SHOGUN』で、主演の三船敏郎がノミネート(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門主演男優賞)されたことがあったが、受賞は逃していた。
『SHOGUN 将軍』は、ジェームズ・クラベルの小説を原作とする、日本の戦国時代を舞台に武将とその家臣となったイギリス人航海士などをめぐる物語。アメリカの有料テレビチャンネル「FX」が制作し、動画配信サービスなどを通じて世界的なヒットとなった。日本では、ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて配信されている。
台詞の大半が日本語の作品であるにもかかわらず、ハリウッドが生み出す圧倒的なスケールと、プロデューサーの真田をはじめ、日本の専門家たちが現地の制作チームと共に衣装や小道具、所作など細部にまでとことんこだわって制作したクオリティの高さ、そして出演する俳優たちのリアリティあふれる演技などが世界的に話題になった。今回、最高賞である作品賞をはじめ、最多22部門で25のノミネート(関連番組を含めると26ノミネート)