堂本剛、30歳で人生との向き合い方に変化「自分の心の声に耳を傾けることを優先した」
としみじみ。
「求められることに応えるだけが、人生ではないよな。そうすると自分が求めているものは無視しろということなのか?応えた先には何があるんだろうと、いろいろなことを考えました。そこで沢田は、『自分が求めることは自分で決める』と言ってもいいんじゃないかと思うようなセリフで。求められることに応えるのが好きな人は、もちろん応えることをしていけばいいし、世の中にこれが正解、これが不正解だということなんてないよなぁと感じました」と想いを巡らせ、「きっと誰もがそうだと思うんですが、『こうしなさい』と言われたことに応えていく上では、ハテナを感じることも出てきますよね。自分がある職業に就いて、『自分がやりたかったことはこれだ』と思うものが薄れていくのを感じながら、それをやり続けるというのはちょっと苦しいことでもあります。沢田もそういう心境だったと思います」とキャラクターに心を寄せる。
また沢田の高校の同級生・吉村(おいでやす小田)は「一緒に大金を稼ごうぜ!」と、金儲(もう)けを持ちかけてくる。
堂本は「〇を描き続けて億万長者になればいいじゃないかと思う人もいるかもしれないけれど、そうすると目的はお金になって、アーティストとして描きたいものではなくなってくるわけで。