『若草物語』四姉妹の幸せ模索ストーリー開幕 次女の前に9年ぶりの幼なじみ・行城律(一ノ瀬颯)が登場
からは、「口には気を付けて」とくぎを刺される。
一方、結婚願望強めの長女・恵は、ハローワークの非正規職員。周囲に内緒で正規職員の小川大河(渡辺大知)と職場恋愛中だが、結婚をはぐらかされたり、上司からひそかに送られてくる“おじさん構文”全開の私的なメッセージに頭を悩まされたり、モヤモヤを募らせる日々を送っている。
そんな姉たちを尻目に、したたかで甘え上手な四女・芽は、ファッションデザイナーになる夢をかなえるべく、服飾専門学校で服作りの腕を磨いている。「結婚するならお金持ち限定」と割り切り、エリート大学生の彼氏と順調に交際を続けてきたものの、ひょんなことからクラスメイトの沼田灯司(深田竜生)と急接近。常日頃から高価なファッションアイテムで身を固め、ミステリアスな色気を漂わせている沼田はまさに“沼オトコ”。しかし、周囲とはどこか一線を引いている。
そして、心優しくおっとりとした役者を目指す三女の衿は、脚本家を目指す涼にとって一番の理解者でもあり、心の支えそのもの。
「将来衿のためにドラマを書きたい」と願う涼と、「いつか涼の書いたドラマで主演をやりたい」と夢見る衿だが、現在は姉妹が暮らす家に衿の姿はない。