ヒロシ、子どもの頃から得意なものがある強み “自由とキャンプ”への情熱を語る 新番組『ヒロシの心霊キャンプ』がスタート
――ヒロシさんにとって、キャンプの一番好きな部分は何ですか?
【ヒロシ】子どもの頃、父がキャンプに連れて行ってくれたんです。といっても、熊本県の田舎育ちだったので、家のすぐ裏山に行くだけでしたけどね。小学生の時、学校の行事でキャンプに行ったとき、テントを張るのも火を起こすのも、全員ができるわけじゃなくて、目立つ子が優先されていました。僕はというと、ただ見ているだけ。みんなが火起こしで苦戦しているのを見て、「僕ならすぐできるのに」と舌打ちしていたくらいです。それぐらい、子どもの頃から得意だったんですね。
芸人としてやっと売れたものの、多忙さや人間関係がつらくなってテレビ出演を断るようになった時、再び始めたのがキャンプでした。最初は複数人で行くものだと思っていましたが、ある時一人で行ってみたら、これがハマったんです。
自分で火を起こし、食事を作り、好きなタイミングで寝る――なんて自由なんだ、と。キャンプにはいろいろな楽しみ方がありますが、僕が一番魅力を感じるのは、好きなようにできる自由さと開放感ですね。
――「ヒロシです……」というフレーズで始まる自虐ネタでブレイクし、その後、テレビ出演をセーブしていた時期を経て、趣味のキャンプをきっかけに再浮上。