くらし情報『笑福亭鶴光「落語は本妻でラジオは愛人」 パーソナリティ時は「つるこう」読みの理由も告白【独占インタビューVol.2】』

笑福亭鶴光「落語は本妻でラジオは愛人」 パーソナリティ時は「つるこう」読みの理由も告白【独占インタビューVol.2】

さんの言葉も大いに関係しているんです。初回を終えた後に「君のディスクジョッキーには、セックスアピールが足りない」って言うて、なんやそれはという話ですが(笑)。それで、僕なりに考えて、リスナーみんなが想像をかきたてて興奮したミニラジオドラマ「ミッドナイトストーリー」のコーナーを思いついたんです(笑)。

当時、僕はターゲットを大学生に絞ったんですよ。なんでかというと、そうすることで、それよりも上の年齢の大人は「今の若いヤツは、どんなことを聴いているのか」と聴いてくれる。下の年代の高校生、中学生の子たちにとっては、ちょっと大人の大学生へのあこがれもあって聴いてくれるということで、多くの世代に聴いてもらえることになるわけやね。

僕は本来は落語家で、落語会や寄席で古典落語をやっているから、ラジオとのギャップに悩んだこともありました。「落語は本妻でラジオは愛人や」ってよく言うんですけど(笑)、落語をやる時は真面目にやらないといけない。
落語で弾けるっていうのは、僕の考えではダメなんですよ。あくまで古典落語は古典落語のセオリー通りやるべきだけど、こっち側(ラジオ)は何やったってええと。

笑福亭鶴光の読み方も、実は落語とラジオで変えているんです。

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