50周年ハローキティの“リボン”の秘密…平成ギャルよりキティが先? 令和の意外な推しは? 担当デザイナーが明かす
かつては高校生やセレブが流行を発信してみんなが真似していたけど、今はSNSの影響でしょうね」
――今は推し活も流行っていますが、若い人たちからキティはどんなところが推されていると思いますか?
「自分の好みのキティが集められることじゃないでしょうか。服の色、リボンの色、いろんな色がある。キティはそのあたりの自由度が高いのもあるのかなと」
──では最後に、50周年を迎えた今、山口さんはキティにどんな思いがありますか?
「私にとってのキティは、80年代の頃は友だち、90年代は自分の分身、2000年代は自分の事務所のタレントで、私がプロデュースしているような存在でした。今後は、50年経ってもファンでいてくれる人たちに、幸せを与えるPR大使のようになってほしいなと。3世代で愛してもらえるのも、お父さんお母さんが『いいキャラクターだ』と思って子どもに持たせてくれているおかげだと思います。4世代以降も愛してもらうためには、リバイバルも必要だし、新しい感覚も必要。グッズを持つことで仲良くなれる、コミュニケーションツールとしてのキティになっていってほしいなと思いますね」
(文:児玉澄子)
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