日比美思、芸能活動15周年で写真集 Dream5「ようかい体操第一」から10年にしみじみ 転機は俳優活動「初めて将来について考えた」
――生のリアクションは違いましたか?
【日比】全然違いました。その日によって、お客さんのリアクションで全然違うものになりますし。初日から千秋楽というだけで全然違うものになるので、やっぱり生ものだなと改めて思いました。けいこも大好きなので楽しくて。みんなで作っていく感じが好きなので。けいこ場という場所で、みんな集まってストレッチしながらしゃべったりとか、みんなで同じものを食べて、夜まで同じ時間を過ごすのが好きでした。
――『蒲田行進曲』で成長できたポイントは?
【日比】せりふの容量がすごく広がった感覚があります。あれだけしゃべることはなかなかない。
日常会話でも意外としゃべらないと感じました。今まで自分のせりふを追うって、相手のせりふを追うことに必死だったけど、もうちょっと幅を広げて、せりふ全体を見られるようになったなと感じていました。本当にとんでもないせりふ量なので、せりふが1個飛んだり、かんだりは、特にけいこ場では日常茶飯事。本番ではミスなく走り切れるように、というのはあるんですけど、とにかくもう全ての人のせりふを聞いておかないといけないんです。けいこ場では、自分のせりふだけじゃなくて、最初から終わりまで人のせりふも全部しゃべれるようになっちゃいました(笑)。