YOASOBI、初ドーム4公演で17万人動員 ikura、5周年経て今後も「ワクワク」【セットリストあり】
のイントロでライブがスタート。「祝福」「怪物」と疾走感溢れるナンバーが続き、LEDには蠢くモンスターと、ステージで躍動するメンバーの不敵な表情がかわるがわる映し出される。ikuraの度重なる煽りに、観客のボルテージは曲を追うごと加熱し、2024年一発目の新曲である「UNDEAD」の歌い出しにも大きな歓声が上がる。
その後、自己紹介を挟んで披露した初期の人気曲「ハルジオン」や、ピュアな恋心をキュートに歌う「好きだ」、朝のニュース番組のテーマソングとしてコロナ禍の日常に寄り添った「もう少しだけ」等の幅広い楽曲群に、極限まで高められた会場の緊張感もいい意味でほぐされた様子。ステージ向かって左側には、自動販売機とベンチ、というノスタルジックなセットが。物語を紡ぐように「海のまにまに」「優しい彗星」を届ける姿に、”小説を音楽にする”というユニットのオリジナリティと、楽曲ごとの世界観に浸る心地よさを感じさせられた。
5年間を遡るホームビデオ風映像の後、Ayaseのラップトップと思われるインターフェースと、彼のルーツでもあるボーカロイド音声を経て「たぶん」へ。Ayaseが実妹の家の“2DKのDK部分”に住まわせてもらっていた時の配置を再現したというセンターステージに舞台を移す。