YOASOBI、初ドーム4公演で17万人動員 ikura、5周年経て今後も「ワクワク」【セットリストあり】
、ギターの田口悟(RED in BLUE)が加わって、ステージ上は一挙8人編成に。披露が待望されていた人気曲にさらなるサプライズが加わり、会場のボルテージは再び最高潮となった。
そのまま鉄板のライブチューン「三原色」へなだれ込み、観客はタオル回しで応える。2人のエクストラメンバーを拍手で送り出したのち、ここにいる全員の声があって完成する曲、というあおりから「アイドル」を畳みかけ。全身黒でまとめたシックなikuraと対照的に、全身白をまとったキッズダンサーも参加した派手なステージに向けられた5万人の全力コールが東京ドームを揺らすさまは、この楽曲の持つストーリーとも重なって、一際エモーショナルに映った。
興奮冷めやらぬ様子で集まった5万人に感謝を述べるAyase。この5年、いやそれ以前から、クリエイターとして抱えてきた葛藤を詰め込み、でもそれもひっくるめてみんなにも見てほしいと赤裸々に、でも悲壮感はなくむしろ堂々と自らをさらけ出したMCから、5周年記念日にリリースされた新曲「モノトーン」を披露。MCのバトンをikuraが引き継ぐと、YOASOBIのikuraとして、日々変わる状況に振り落とされそうになったこともあったが、ライブやファンとのつながり、スタッフの支えを通して、今では自分自身が、これからどういうikuraに出会えるかワクワクしていると語る。