街中のデコレーションに心踊る、ハロウィンシーズンのブルックリン。【My Favorite New York vol.6】
10月のブルックリンは散歩が楽しい。気温は10度前後と、ぐっと寒くなってきましたが、ハロウィンが近いので、今は街のあちこちに、秋の風物詩、パンプキンのオレンジが現れて、心がくすぐられる毎日です。
わたしが暮らしているブルックリンのパークスロープは、ブラウンストーンと呼ばれる古いタウンハウスの街並みが美しい地区です。タウンハウスには外階段があって、住人は、そこにハロウィンのデコレーションをするのが秋の恒例です。大きなパンプキンをセンスよく並べている家もあれば、ハロウィンらしい、怖い系のデコレーションを好む家もあります。
今回はその様子をご紹介しますね。
まずはパンプキン派の家々。微笑ましいものや、植木と合わせてセンスよく飾っています。
大かぼちゃの中をくり抜いて顔を彫るジャックオーランタン。左は、くり抜いた欠片を豚の耳に見立てているオリジナリティ溢れる作品。右も歯の部分に高度な?テクニックを感じるお化けかぼちゃ。わたしもジャックオーランタンを毎年作ります。夜は中にキャンドルを入れてゆらゆらと揺れる灯りを楽しみます。
ブルックリンの秋の植木は、なんと菊なのです。