姉妹のような関係の、愛猫茶々(チャチャ)との新しい日々。【Creation Column -Vol.9-】
その子は、雪の降る寒い12月に突然やってきた。
わたしは東京で展示中で、喫茶店を営む夫からまさかの連絡。
「お店の玄関の前にねこがいたから、ひとまず保護したよ」
よほどお腹が空いていたのか、送ってもらった動画を見ると、声を出しながら必死にごはんを食べている。
茶トラの女の子。名前も年齢も、どこからやってきたのかも謎な子。
いつか飼いたいなとは思っていたものの、お互いねこは飼ったことがなく、最初は里親を探すことも考えた。
一晩、夫が一緒に過ごして話し合った結果、家族として迎え入れることに。
名前は茶々(チャチャ)に決まり。
動物病院の先生によると、推定5歳。
まだ子猫のように見えて、わたしの妹かと思ったら、人間の年齢に換算すると、まさかのお姉さん。
ふと見ると置物みたいだったり...
作業をしていると、同じ目線に来てみたり...
とにかく、かわいくて仕方ない。