2011年11月10日 16:46
新スーパーマンはこの人! ギリシャの英雄を演じた期待の新鋭に聞く
『ザ・セル』などを手がけヴィジュアル派の監督として知られるターセム・シンが、ギリシャ神話の世界に挑戦した。神々と人間の激しい戦いが3Dで迫ってくるそのアクション映画が『インモータルズ -神々の戦い-』だ。主人公のギリシャ神話の英雄テセウスを演じているのは、『Man of Steel(原題)』で次期スーパーマン役に抜擢されたヘンリー・カヴィル。ハリウッドの新しい“顔”になるだろう注目の新鋭に話を聞いた。
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ギリシャ神話の英雄テセウスは、迷宮に閉じ込められた牛頭人身の怪物ミノタウロスを倒したことで知られる。だが、今回カヴィルが演じたテセウスは、そういうギリシャ神話の常識から大きく離れた存在。神々に挑戦状をつきつけ、自分の愛する母親を殺した狂気の王ハイペリオン(ミッキー・ローク)に復讐を誓う男。始まりは普通の青年なのだ。
「ギリシャ神話のことはあまり考えなくてもいいとターセム(・シン)に言われたんだ。実際、知られている物語とは大きく違うからね。でも、だからといってギリシャの英雄風の身体が不必要だったわけじゃない。ターセム言うところの“ボディビルダーとはまったく違う、ナチュラルに鍛えられた肉体”を作らなければいけなくて、そのトレーニングが驚くほど過酷だった。