くらし情報『時は“金”なり。『TIME/タイム』が描く恐怖の“格差社会”とは?』

2012年2月3日 17:22

時は“金”なり。『TIME/タイム』が描く恐怖の“格差社会”とは?

がなく、日々、過酷な労働に従事しては何とか明日を生きる時間を手にし、さらに足りない場合には何と“タイム・ローン”なる店で“借時”して暮らしている。

主演のティンバーレイクは本作の設定について「社会はふたつに分割されていて、ミドル・クラスは存在しない。これは時代の風潮でもあるし、現実世界で自分たちが向かっているものとそれほど違わないと思う」と語り、セイフライドは本作の脚本を一読し「現代社会の投影のように思えた」と振り返る。

映画は、1秒を争うように生きなければ死が待つ“スラム・ゾーン”住民の主人公と、何もしなくとも永遠に生きられる“富裕ゾーン”の女性シルビアが偶然に出会い、行動を共にする。なぜ、この世界にはここまでの格差が存在するのか? そして“時間”に囚われて生きざるをえないふたりは、この世界の中でどう生きるのか? 本作は、アクション、サスペンス、ロマンスをふんだんに盛り込みながら、現代社会の問題も考察する“深い”一作に仕上がっているようだ。

『TIME/タイム』
2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国ロードショー

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