2012年7月23日 14:53
世界の新鋭が集った映画祭が閉幕。オーストリアの衝撃作が栄冠に!
と将来を見据えた。なお同作はSKIPシティアワードとW受賞。さらに国内上映が確約されるSKIPシティDシネマプロジェクト作品にも選出された。ニュージーランドのプロデューサー、マーテン・ランバーツ審査委員が「独創的な作家性がある」と評したように、彼はユニークな感性の持ち主。日本映画の未来を担う存在に成長することを期待したい。
現在、日本には数々の映画祭が存在するが、実は世界の最新作が上映されている映画祭は少ない。その意味で世界の新作を集めた本映画祭は貴重な場であり、存在意義の高まりを感じる。本映画祭が注目した世界の才能が今後どう飛躍するのか注目したい。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012
●長編部門(国際コンペティション)
最優秀作品賞『二番目の妻』監督:ウムト・ダー
監督賞『チチを撮りに』監督:中野量太
脚本賞『旅の始まり』監督:マルヒン・ロハール
審査員特別賞『ノノ』監督:ロメル・トレンティーノ
SKIPシティアワード「チチを撮りに」監督:中野良太
●短編部門(国内コンペティション)
最優秀作品賞『ユメのおと』監督:角川裕明
奨励賞『小さなユリと第一章・夕方の三十分』監督:和島香太郎
『トゥルボウ』監督:多田昌平
取材・文・写真:水上賢治
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