そんな彼のデビュー戦を支えるために、イーストウッドは約20年ぶりに“俳優のみ”で出演しており「脚本が気に入った。彼の監督デビューにぴったりだ」と太鼓判を押す。
かつてイーストウッドは、俳優としてカメラの前に立ちながらドン・シーゲルやセルジオ・レオーネら偉大な映画作家の演出術を学び、映画監督になる準備を積んだ。そしてロレンツ監督は、カメラの後方からイーストウッドの演出術を学び、『人生の特等席』で映画監督になった。ちなみにイーストウッドは特別映像の中で「ロバートはよくやった。才能ある監督だ」と評価している。
『人生の特等席』
11月23日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
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