くらし情報『ユ・ジテ&伊勢谷友介『ザ・テノール』を語る』

2014年10月9日 14:30

ユ・ジテ&伊勢谷友介『ザ・テノール』を語る

ユ・ジテ&伊勢谷友介『ザ・テノール』を語る
ユ・ジテと伊勢谷友介。共に1976年生まれの38歳で俳優、そして監督の肩書を持ち、国境を飛び越えて活躍する2人が、ガンに侵され声を失った韓国人オペラ歌手の復活の実話を描いた『ザ・テノール 真実の物語』で共演を果たした。劇中さながらに熱い友情を築いたという2人に話を聞いた。

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ヨーロッパの名門オペラハウスで活躍し、テノール歌手の中でも貴重な“リリコ・スピント”と言われる声質で成功を収めるも、がんを患い、その治療過程で声を失ったベー・チェチョル。その復活の軌跡と彼を支えた日本人プロデューサーとの友情を描く。

同時代の実在の人物「しかも、大きな影響力を持つ歌手を演じるというプレッシャーはあった」と語るユ。「同時にやりがいのある挑戦だと感じました。まずは、どうすればオペラ歌手の“音”を自分が出すことが出来るのか?そこから勉強を始めました」と述懐する。


伊勢谷にとっては日本以外のアジア作品へは初参加。「日本映画が120%の準備をするとしたら、韓国の撮り方は意外とあっさりしてました(笑)。僕が感じる韓国映画の魅力は、カメラも俳優のように臨場感を持って存在するところなんですが、そうやってある種の“余白”を残して臨むことが画面のワイルドさを生んでるのかな?と感じました」

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