アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めるアクション・サスペンス『サボタージュ』が公開になる。俳優になって45年、主演映画30作目となる本作でシュワルツェネッガーは “新境地”に挑もうとしているようだ。
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本作は、DEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊を率いるジョン・ウォートン(シュワルツェネッガー)が、こつぜんと消えた麻薬カルテルの隠し金の行方を追いながら、迫り来る脅威に立ち向かう姿を描いたアクション・サスペンスだ。
不敵な表情、盛り上がった筋肉、たったひとりで悪の軍団を壊滅する強さ……多くの映画ファンがシュワに対してこのようなイメージを抱いているのではないだろうか? しかし『サボタージュ』では緊迫感あふれるアクションを披露しながら、部下たちを率いる側面や、巨大な組織内で窮地に立たされる姿、過去を振り返って苦悩する場面などが繰り返し描かれる。シュワルツェネッガーは年齢を重ね、俳優として新たなステージに進むためにデヴィッド・エアー監督に新作を依頼したそうで「多くの場合、脚本家は僕が自然に見えるようなキャラクターを書こうとするが、デヴィッドは今回、これまでの僕とは異なる外見を作り、異なる演技を引き出そうとした」