アーノルド・シュワルツェネッガーがクリスマス映画に主演することになった。ファミリー向けコメディで、タイトルは『The Man with the Bag』。プレゼントが入った袋を盗まれてしまったサンタクロースが、元泥棒の協力を得て、なんとか取り返そうとするという物語らしい。共演は『ジャック・リーチャー〜正義のアウトロー〜』のアラン・リッチマン。監督は『ヘアスプレー』『ロック・オブ・エイジス』のアダム・シャンクマン。撮影は今年後半にスタートの予定。シュワルツェネッガーは先日のオスカー授賞式でダニー・デヴィートと一緒に視覚効果部門のプレゼンターを務め、『ゴジラ-1.0』の名前を読み上げた。文=猿渡由紀
2024年03月13日7月4日、アーノルド・シュワルツェネッガーらがアメリカ独立記念日を祝った。アーノルド・シュワルツェネッガーはインスタグラムに画像を投稿し、星条旗柄のジャンパーとカウボーイハット姿で「独立記念日おめでとう!私はオーストリア生まれですが、メイド・イン・アメリカです。これは公式なリマインダーだと思ってください。SNSをオフにし、外に出てバーベキューでもして家族や友人と一緒に過ごしましょう」とファンに呼び掛けた。ハル・ベリーはリラックスムードあふれる、ゆったりとしたキャミソールドレス姿の画像をインスタグラムにアップ。「今日は私の気分を壊すことはできません…もちろん、彼の気分もね(画像をスワイプしてみてください)。独立記念日おめでとう、みなさん」とキャプションを添えた。ハルが促すように画像をスワイプすると、2020年から交際しているミュージシャンのヴァン・ハントの画像が…。フラワーフレームのサングラスをかけ、バスローブをまとってマグカップを持っているという、ハル以上にリラックスムードを感じさせる姿だ。キム・カーダシアン&ケンダル・ジェンナー姉妹は、ヘイリー・ビーバーら友人とニューヨークの避暑地・ハンプトンでマイケル・ルービンが開催したパーティーを楽しんだ模様。このパーティーにはジェニファー・ロペス&ベン・アフレック夫妻、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻ら大物も参加していたという。(賀来比呂美)
2023年07月05日シルヴェスター・スタローンが、アーノルド・シュワルツェネッガーを題材としたNetflixのドキュメンタリーシリーズ「アーノルド」に出演。昨年11月、「フォーブス」誌にシュワルツェネッガーについて「20年以上もの間、お互いのことが大嫌いだった」と告白した彼が、今作でも2人の過去のライバル関係について語っている。80年代、スタローンは『ロッキー』『ランボー』シリーズ、シュワルツェネッガーは『ターミネーター』などでアクションスターとしての地位を確立した。スタローンは「それまでは、アクションといえば『ブリット』や『フレンチ・コネクション』のようなカーチェイスだった。知性や風刺、言葉が中心となるものだったんだ」とかつてのアクション映画を説明。しかし、シュワルツェネッガーの登場により、「物語を伝えるのに実際に身体を使うようになった」という。「セリフは必要ないんだ。これはチャンスだと思った。だって、オーストリアから来た多くを語る必要のない男以外に、誰もそんなことをやっていなかったから。彼は優れていた。すべての答えを持っていた。あのガタイにあの強さ。それが彼のキャラクターだったんだよ」と、オーストリアからやってきたシュワルツェネッガーの優れたアクションスター性を認め、自身も影響を受けていたことを明かした。シュワルツェネッガーも「アーノルド」の中で「80年代、彼のおかげでモチベーションが上がっていた。彼がいなければああいうアクション映画は撮れなかったかもしれない。それに、あれだけ頑張れなかったかも」とライバルのスタローンに受けた刺激について語っている。(賀来比呂美)
2023年06月13日アーノルド・シュワルツェネッガー(75)が、「CinemaBlend」のインタビューで俳優業を引退したブルース・ウィリス(68)を称賛した。2人は少し年が離れているものの、1984年にアーノルドが『ターミネーター』、1988年にブルースが『ダイ・ハード』に主演し、共にアクションスターとしてハリウッドで一時代を築いた仲だ。少し先に『ロッキー』でブレイクしたシルヴェスター・スタローンとも仲が良く、1991年にレストランチェーン「プラネット・ハリウッド」に3人で出資もした。最近では『エクスペンダブルズ』シリーズで共演。アーノルドにとってそんな盟友であるブルースが、昨年家族を通じて失語症を公表し、俳優業から退くことを発表。のちに前頭側頭型認知症を患っていることも明らかにした。これを受け、アーノルドは「彼のことは素晴らしいと思います。何年もの間、常に成功を収めてきた大スターです。彼はこれからもずっと、偉大なスターとして記憶に残っていくことと思います。それにやさしい人。健康上の理由で、引退せざるを得なかったという彼の状況は理解できます。でも、みんなご存じのように、一般的に私たちが本当に引退するということはないんです。アクションヒーローというのは、何度倒れても立ち上がるものだから」とコメントした。(賀来比呂美)
2023年05月30日アーノルド・シュワルツェネッガーが『Breakout』に主演することになった。アクション映画で、監督は『エクスペンダブルズ4』のスコット・ウォー。義理の息子が何者かにはめられ、外国で25年の懲役を言い渡された時、主人公(シュワルツェネッガー)は刑務所に潜り込み、彼を救い出そうとする。撮影は年内に東欧で始まる予定。シュワルツェネッガーの最近作は2019年の『ターミネーター:ニュー・フェイト』。次回公開作はアクションコメディ『Kung Fury 2』。共演はマイケル・ファスベンダー。文=猿渡由紀
2023年04月25日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は3月11日(土)よる7時より「イレイザー」(1996年・米)を放送します。(C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.1.映画「イレイザー」ハリウッドを代表するスター、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション大作。シュワルツェネッガー扮する連邦保安官 “イレイザー”は、犯罪組織を相手取りハイテク兵器での銃撃戦や空中戦、さらにはアリゲーターとの死闘を繰り広げる。出演者にはアーティストのヴァネッサ・ウィリアムズほか、ジェームズ・カーンやジェームズ・コバーンら往年のスターも登場。(英語・日本語字幕)■監督:チャック・ラッセル■出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ヴァネッサ・ウィリアムズ、ジェームズ・カーン、ジェームズ・コバーン ほか■コピーライト:(C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■番組HP: 2.ストーリージョン・クルーガー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は“イレイザー”の異名を持つプロフェッショナル。重要証人の身の安全を守るため、彼らの人生を跡形もなく抹消する「証人保護プログラム」の執行において右に出る者はいない。彼の次なる任務は、最新ハイテク兵器の密輸を画策する軍需産業の告発に踏み切った一人の女性(バネッサ・ウィリアムス)を守ること。命がけの空中戦、アリゲーターとの死闘、そしてハイテク兵器レールガンでの銃撃戦。次々と襲いかかる脅威からクルーガーは彼女を守ることができるのか。3.みどころ(映画評論家・立花珠樹氏)シュワちゃんの超人的アクションが楽しめる脇を固める個性派俳優アーノルド・シュワルツェネッガーといえば、何といっても『ターミネーター』だ。未来からやってきた殺人サイボーグ、ターミネーターが、銃で撃たれても、爆弾で破壊されても、ターゲットを追い続ける。その執ようさが本当に怖かった。『イレイザー』(1996年)は、『ターミネーター』から約10年後、国際的な大スターとして活躍していたシュワルツェネッガーのために企画された、スリル満点のアクション映画だ。日本ではシュワちゃんの愛称で親しまれるようになっていた彼が、この作品で扮するのは、重大事件の証人保護を担当する連邦保安官。タイトルは、証人を隠すために身元につながるデータを「消す人」(イレイザー)という意味だ。大手軍事企業が最新鋭の電磁銃を国外に密売しようとしていることを内部告発した女性(ヴァネッサ・ウィリアムス)を守るため、獅子奮迅の活躍をする。見どころは、当然、シュワちゃんの超人的なアクションだ。航空機からパラシュート無しで飛び降りるシーンをはじめ、スリリングな場面が満載。圧巻は、終盤、両手に電磁銃を持ち、敵をなぎ倒すシーンだ。ターミネーターを思い出し、スクリーンに向かって声を掛けたくなる。ヒロイン役のウィリアムスは、日本でも大ヒットした歌「セイヴ・ザ・ベスト・フォー・ラスト」などで知られる人気歌手。映画やテレビドラマ、ミュージカルで俳優としても活躍している。他の共演者では、『ゴッドファーザー』の長兄ソニー役が印象的だったジェームズ・カーンが敵役で奮闘。『荒野の七人』や『大脱走』で強烈な印象を残したジェームズ・コバーンが、貫禄たっぷりに登場するのが、オールドファンには嬉しい。(C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月07日2022年10月19日、映画『ターミネーター』シリーズなどへの出演で知られる、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんがInstagramを更新。投稿された写真が大きな話題を呼んでいます。シュワルツェネッガーさんはある人物と一緒に、同月31日に行われるアメリカの伝統的な祭り『ハロウィン』のため、カボチャの飾りを作っていました。最強の2人がそろった、ハロウィンを祝う1枚をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る Arnold Schwarzenegger(@schwarzenegger)がシェアした投稿 画面がいかつすぎる…!なんとシュワルツェネッガーさんの隣にいたのは、映画『ランボー』シリーズで知られる、俳優のシルベスター・スタローンさん!カボチャをくり抜くために使ったのか、2人とも大きなサバイバルナイフを持ち、にこやかな表情を浮かべています。まるで、カボチャのおばけを制圧しているようにも、見えてしまいますね…。ハリウッドを代表するタフガイが並んだ1枚は世界中に拡散され、多数のコメントが寄せられていました。・画面が強すぎて、朝一発で目が覚めた。カボチャを握りつぶしそう。・迫力がすごい。いたずらできる気がしないです。・つ、強い。おばけも全速力で逃げ出しそう。・なにこれ最高!こんなにナイフが似合うおじいさんはいない。2022年現在、シュワルツェネッガーさんは75歳、スタローンさんは76歳になります。年齢を重ねても変わらずたくましい2人の姿を見て、元気な気持ちになった人は多いでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月20日2022年2月24日に、ロシアがウクライナ国内に侵攻したことを機に始まった戦争。同年3月18日現在も、停戦していません。世界中の人々が、1日でも早い停戦を祈り続けています。そんな中、映画『ターミネーター』シリーズの主演などで知られる、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんが、ロシアの人々への想いを語りました。子供の頃からあった、ロシアとの接点シュワルツェネッガーさんは、「私はロシアの人々が大好きだ。ぜひ動画を見て、多くの人に共有してほしい」とTwitterで呼びかけ、動画を投稿。I love the Russian people. That is why I have to tell you the truth. Please watch and share. pic.twitter.com/6gyVRhgpFV — Arnold (@Schwarzenegger) March 17, 2022 オーストリア系アメリカ人であるシュワルツェネッガーさんの、ロシアとの接点は子供の頃からありました。それは、「自分にとってヒーローとなる、ロシア人との出会いだった」といいます。14歳の時、ウィーンで開催されたウエイトリフティングの世界選手権を見に行ったシュワルツェネッガーさん。そこで優勝した、ソビエトとロシアの選手だったユーリ・ウラソフさんと握手した時、力強さに感銘を受けたといいます。以来、シュワルツェネッガーさんは自宅のベッドにウラソフさんの写真を飾っていました。ですが、シュワルツェネッガーさんの父親は、その写真を下すようにいったとのこと。父親は、第二次世界大戦中、ロシアで被害を受けた経験から、ロシア人が嫌いだったのです。それでも、「ウラソフさんがあげていた旗がどこの国であるかは、重要ではない」と思い、写真を下すことはなかったといいます。シュワルツェネッガーさんがウエイトリフティングを始めてから、その写真を見ては自分を鼓舞していたとも話しました。大人になってからも持ち続けていた接点シュワルツェネッガーさんとロシアとの接点は、これだけにとどまりません。ボディビルディングや映画の撮影のため、頻繁にロシアを訪れていたシュワルツェネッガーさん。撮影中、再びウラソフさんと会い、コーヒーカップをくれたり、1日を過ごしたりするなど、優しさに感銘を受けたといいます。シュワルツェネッガーさんは、子供の頃から俳優になった大人になるまで、ロシア人が持つ力強さと温かさに鼓舞されてきたそうです。シュワルツェネッガーさんがロシア国民に伝えたいこと2021年1月、アメリカ国内では、大統領の選挙結果をめぐり、抗議デモが行われました。デモに参加した人々は、「選挙結果に不正があった」として、意思を表明。シュワルツェネッガーさんは、この時のように、「おかしいと思うことは、声を上げてほしい」とロシア国民に訴えました。ですが、戦争に反対しているロシア国民が、拘束されるといった事態も起きているのです。拘束された人々に対し、シュワルツェネッガーさんは「私にとって、あなたがたは新たなヒーローだ。ウラソフさんと同じ強さを持っている」とたたえました。シュワルツェネッガーさんのメッセージに、多くの人から称賛の声が上がっています。・こんなにも知的で優しい人だったのか、と胸が熱くなった。・やはりシュワルツェネッガーさんは、本物のヒーローだ。ロシア国民だけでなく、多くの人に見てもらいたい。・心底、ロシアを愛しているからこそ、語らずにはいられなかったのだろう。残念なことに、SNSでロシア人への差別的表現や嫌悪する声が見られたり、ロシア料理を提供するお店を非難したりする動きが起きています。ですが、誰かを攻撃するのではなく、平和への声を上げていくことが必要です。シュワルツェネッガーさんは、ロシアを愛しているからこそ、国民をはじめ多くの人々にこのメッセージを知ってもらいたかったのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日2019年から母校のテキサス大学で教授を務めているマシュー・マコノヒーが、政界進出を考えていることを明かした。故郷テキサス州の州知事候補選への立候補を、「真剣に考えている」という。テキサス州ヒューストンのクライムストッパーズが運営するポッドキャスト「Balanced Voice」に出演したマシューは、テキサス州知事選について尋ねられると、「検討を再開しているんだ。ぼくの指導者の役割とは何だろうかって。何かを指導して、共有するものがあるとは強く思っている」と語った。「人生の次のチャプターで、ぼくが足を踏み入れようとしているカテゴリーは何なのだろう」と自問した。次のテキサス州知事選は2022年の予定で、現職のグレッグ・アボット州知事が再選を目指していると伝えられている。昨年11月にも、マシューは「The Hugh Hewitt Show」でテキサス州知事選ついて「わからない。ぼく次第ではないんだ。ぼくよりも、人々次第だ」と語っていた。ツイッターでの反応は、「政治に関する経験がないセレブの政界進出にはうんざり。下積みから始めて!」「頼むから俳優業に専念してくれ」など否定的な声が多いが、「アボットを倒せるんじゃないか」「マシューが州知事になったらテキサスに引っ越す」などの良い反応も見られる。カリフォルニア州知事を務めた第2のアーノルド・シュワルツェネッガーになるか?(Hiromi Kaku)
2021年03月12日「午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作」が4月2日(金)より開催され、約1年に渡り新たな上映作品22本、再上映作品5本の全27本が全国63劇場で上映される。「午前十時の映画祭」は「一度、スクリーンで見たかった。もう一度、スクリーンで見たかった。」をキャッチコピーに、2010年のスタートから10年間に渡って映画史上の名作・傑作の数々を上映してきた。第11回目となる今回は、上映開始時間や料金、体制なども再構築して新たなスタートを切る。今回のラインナップは4人の選定委員と今までのリクエストを参考に決定。新セレクト作品が22本、アンコール作品が5本と初お目見えが多数上映される。オープニングは昨年惜しまれつつ亡くなったショーン・コネリーのアカデミー賞受賞作品『アンタッチャブル』、『ザ・ロック』。また「I’ll be back」のアーノルド・シュワルツェネッガー主演『ターミネーター』1と2を連続上映する予定だ。そのほか『真昼の決闘』や『イージー★ライダー』、『シャイニング北米公開版(デジタル・リマスター版)』などの不朽の名作、『イングリッシュ・ペイシェント』や『ノッティングヒルの恋人』、『ロミオ+ジュリエット』、『ユージュアル・サスぺクツ』、『グッドフェローズ』、『ファイト・クラブ』、『ファーゴ』など90年代の代表作も勢ぞろい。邦画新セレクトは黒澤明×三船敏郎『隠し砦の三悪人(4Kデジタルリマスター版)』、初の特撮映画『モスラ(4Kデジタルリマスター版)』、勝新太郎主演『座頭市物語(4Kデジタル修復版)』の3本。どれも「午前十時の映画祭」らしい幅広い作品ばかり。この機会にぜひ劇場に足を運んでほしい。■企画情報「午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作」2021年4月2日(金)から2022年3月31日(木):52週間上映期間:1作品2週間上映(※1週間上映の作品もあり)開催劇場:全国63劇場上映作品:全27本(外国映画23本、日本映画4本)上映方式:DCP(デジタル)上映作品選定委員:襟川クロ / 映画パーソナリティ戸田奈津子 / 映画字幕翻訳者町山智浩 / 映画評論家、コラムニスト武田和 / 公益財団法人 川喜多記念映画文化財団 代表理事<新規セレクト外国映画19本>『真昼の決闘(1952年)』『イージー★ライダー(1969年)』『シャイニング 北米公開版(デジタル・リマスター版)(1980年)』『ターミネーター(1984年)』『未来世紀ブラジル(1985年)』『ターミネーター2(1990年)』『グッドフェローズ(1990年)』『天使にラブ・ソングを...(1992年)』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年)』『ユージュアル・サスぺクツ(1995年)』『マディソン郡の橋(1995年)』『ザ・ロック(1996年)』『ロミオ+ジュリエット(1996年)』『ファーゴ(1996年)』『イングリッシュ・ペイシェント(1996年)』『ノッティングヒルの恋人(1999年)』『ファイト・クラブ(1999年)』『シカゴ(2002年)』『グラディエーター(2000年)』<新規セレクト日本映画3本>『隠し砦の三悪人(1958年)(4Kデジタルリマスター版)』『モスラ(1961年)(4Kデジタルリマスター版)』『座頭市物語(1962年)(4Kデジタル修復版)』<アンコール上映5本>『ティファニーで朝食を(1961年)』『赤ひげ(1965年)』『2001年宇宙の旅(1969年)』『スタンド・バイ・ミー(1986年)』『アンタッチャブル(1987年)』公式サイト: ※入場料金、開映時間は劇場によって異なります。
2021年03月05日Netflixとスカイダンスが、『ターミネーター』のアニメ版を開発中であることを発表した。スカイダンスは同シリーズ最新2作の『ターミネーター:新起動/ジェニシス』と『ターミネーター:ニュー・フェイト』を製作している。製作を担当するのは、アニメの「攻殻機動隊」シリーズ、「B:The Beginning」、「東のエデン」などを手掛けたProduction I.G。『プロジェクト・パワー』の脚本を執筆したマットソン・トムリンがショーランナー&製作総指揮を務める。「Netflixとスカイダンスが、私に固定観念を打ち破る、予想を裏切る、ガッツのある『ターミネーター』を作る機会を与えてくださったことを、光栄に思います」と語っている。『ターミネーター』はこれまでに映画が6本製作され、合計で2000億円以上の興行収入を得た人気作品。アーノルド・シュワルツェネッガーの一番の代表作といっても過言ではないだろう。2008年には実写ドラマ「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」も製作されたが、アニメ化は今回が初めて。つい先日、Netflixは現在アニメシリーズに本腰を入れていると報じられたばかり。『ジョン・ウィック』の脚本家デレク・コルスタッドによるゲーム「スプリンターセル」のアニメ、ザック・スナイダー監督作『アーミー・オブ・ザ・デッド』のスピンオフアニメなど、複数のアニメシリーズが製作中。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年03月01日このところ、ハラハラドキドキするような刺激的な体験をしていないと感じることはありませんか?そこで、そんな“欲求”を一気に満たしてくれる話題作『ダニエル』をご紹介します。今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。主演のマイルズ・ロビンスさん【映画、ときどき私】 vol. 354主人公である内気で繊細な青年のルークを演じたマイルズさん。劇中では、“空想上の親友(イマジナリーフレンド)”であるダニエルに翻弄され、思いがけない狂気の世界へと引きずり込まれていく様子を見事に演じています。初主演にして、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞したマイルズさんですが、ティム・ロビンスとスーザン・サランドンという名優を両親に持つ“サラブレッド俳優”としても注目の存在。今回は、ダニエルを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガーさんとの現場での様子から日本にまつわるエピソードまで幅広く語っていただきました。―最初に脚本を読まれたとき、どのあたりに惹かれましたか?マイルズさんいまは多くの人、特に若い男性が暴力的に振舞ってしまうようなことがあります。でも、それは悲しみから来るもので、他人には見えていないトラブルを抱えていて、そこから生まれてきているんじゃないかなと僕は感じていました。この作品は、そういったことについても触れている物語だと思ったので、その部分がとても興味深いと思ったところです。言い換えれば、この作品では表面化していない、内なる闇みたいなものを2人のキャラクターとして描くことによって視覚化しているんですよね。それもすごくおもしろいなと。あとは、ホラーというジャンルだからこそ、大きな社会問題について描いていても上から目線になることなくメッセージを伝えられますし、同時におもしろさも持ち合わせた作品にできるので、そういうところにもすごく惹かれました。映画作りでは“ムービーマジック”を愛している―実際に完成した作品を観て、ご自身ではどのように感じましたか?マイルズさん正直言って、僕は自分のことはどうでもいいので、自分の演技については、まったく気になりませんでした(笑)。それよりも、僕が映画作りで心から愛しているのは“ムービーマジック”。今回だとVFXのシーンにすごくワクワクしました。それがなければ、舞台や演劇でいいのかなと思ってしまうので。そういったトリックのようなことができる“魔法”がある映画は観ていて楽しいですよね。僕が一番好きなホラー映画というか、一番好きな映画と言っても過言ではないのが、大林宣彦監督の『HOUSE ハウス』。この作品はちょっとサイケデリックで奇妙で、本作ほどシリアスではないけれど、視覚的にワクワクさせられる楽しい作品ですよね。―『HOUSE ハウス』がお好きとのこと、うれしいです。マイルズさん(日本語で)一番大好き!まだ下手ですが、ちょっとだけ日本語を話せます。―とてもお上手です!どのように勉強されたのですか?マイルズさん学校でも少し学んだことはありますが、基本的には独学。18歳の頃にバックパックで日本に行ったことがあって、そのときは下北沢のイケてるレコード屋さんに行ったり、DJもやっていたのでアメリカに山下達郎さんのレコードを持ち帰ったりしていました。日本のシティ・ポップとかにもハマったので、僕は日本でレコード屋さんに行って、日本の新しい音楽を探して、銭湯に行くのが大好きなんです。日本へは、2年前の夏に僕のバンドと一緒にライブをしに訪れたのが最後。そのときに覚えたのは、「おかわり」と「この音楽ヤバいね」だけです(笑)。―(笑)。では、今回共演されたパトリック・シュワルツェネッガーさんについてもおうかがいします。ananwebでは以前パトリックさんが来日された際に取材をしており、とても好青年の印象を受けましたが、マイルズさんにとってはどのような俳優ですか?マイルズさんまずパトリックは本当にいい人だし、寛大で努力家。何よりも仕事に向かう姿勢がすばらしいんですよね。今回は、リハーサルで彼と一緒の時間をたくさん過ごすことができたので、彼の動きをよく観察して、いろいろなことを吸収させてもらいました。パトリックは何でもシェアしてくれるすばらしい役者―演じるうえでお互いに意識したことはありましたか?マイルズさん今回彼が演じたのは、僕のキャラクターのイマジナリーフレンドだったので、僕のなかから生まれる何かが重なっていなければなりませんでした。同じ人物を2人で2つの側面から表現するため、お互いに居心地がよくなるまで何度も練習しましたよ。今回はそこに一番時間をかけたと思います。役者のなかには、自分のことしか考えていない人も多いですが、彼は何でもシェアしてくれる人。それこそ、彼がいい役者だと言える理由でもありますが、そんなふうに僕たちはずっと“わかちあう練習”というのをしていました。彼と一緒に仕事ができて、本当にうれしかったです。―ルークは1人2役のようなキャラクターで難しいところもあったかと思いますが、苦労したことがあれば、教えてください。マイルズさんパトリックの手助けもありましたし、しっかりとリハーサルの時間もとれたので実は結構簡単だったんです。というのも、僕がしなければならなかったことは、パトリックと時間を多く過ごすことだけでしたから。そのなかで、彼の言動をじっくりと見聞きすることができたので、彼を演じることはそんなに難しいことではなくて、むしろ楽しかったくらい。それに、イケてるクールなダニエルというのは、僕にはないところだと思うので演じていておもしろかったですね(笑)。―ただ、後半に向かって、精神的に追い込まれるような部分もあったかと思います。撮影中に役と自分自身を切り替えるために、何かされていましたか?マイルズさんその部分は、すごく大変でした。自分の人生と演技をわけなければいけない練習でもありましたから。でも、だからこそ役者としてそこに大きな学びがあったと思います。切り替えにしていたのは、普段からよく行っている鍼治療、あとはお風呂に入ることも重要ですね。日本で一番好きな場所も銭湯ですから。(日本語で)銭湯大好き!共感性と社会を変えたいという思いを抱いて作った―銭湯いいですよね。本作に登場するイマジナリーフレンドについておうかがいしますが、アダム・エジプト・モーティマー監督も幼いころにいたそうですね。何か実体験に基づく演出などもありましたか?マイルズさん監督の経験については、特に教えてもらうことはなかったです。ちなみに、僕自身にイマジナリーフレンドがいたことはありません。ただ、勝手に友人だと思っていたけど、友人じゃなかったというような体験は何回かしています。けっこうつらい発覚でしたけどね。―それは悲しい経験ですね……。子どもはときどき見えないものが見えたりして両親を驚かせたりすることがありますが、そういうこともなかったですか?マイルズさん実は、10歳くらいのときに一度だけ幽霊を見たことがあって、ワクワクしたことはありました!夜中に目覚めたら男の人の幽霊がいて、「Hello!」と声をかけてみたんです。でも、どうやら言葉が通じなかったみたいで。しかも、その後はまったく現れなくなってしまったので、僕のことを好きではなかったのかもしれません。―(笑)。今回、監督は本作の重要なキーワードとして「共感性」という要素をあげています。作品を作り上げる過程で、どのようなことを話し合われましたか?マイルズさん僕にとっても、「共感性」というキーワードは非常に重要なものだったと思います。特に、僕が演じた役は寂しくて孤独だからこそ、簡単に周りからの影響を受けてしまう若い男性でしたから。最初に、アメリカでは周りの影響で暴力的になってしまう人が多いとお話しましたが、それはインターネットの掲示板やアングラな部分に触れているうちに、ミソジニスト(女性差別主義者)になったり、レイシスト(人権差別主義者)になったりする人が増えているという意味です。だからこそ、そういった若い人たちに対して、共感しながら理解できる手立てとしてこの作品を作りたかったし、それによって社会を変えていきたいという思いもありました。リサーチをするなかでいろいろなニュースやインターネットの掲示板も見ましたが、心配になってしまうような書き込みもけっこう目にしましたから。その過程で彼らの現実を少しでも理解できたと思うので、共感力を持って演じたつもりです。理想は、日本に住んで演技をすること―ちなみに、ご両親で俳優のティム・ロビンスさんとスーザン・サランドンさんも作品をご覧になりましたか?おふたりから役者として学んでいることがあれば、教えてください。マイルズさん作品はすでに観てもらっていて、きっと誇らしく感じてくれていると思います。ほかのどんな仕事も役者も変わらないということは学んだかもしれませんが、役者であることに対して、両親から特別に教えてもらったことはありません。それに僕が役者になったのは、“アクシデント”みたいなものであって、彼らから「役者になれ!」と言われたことは一度もないですしね(笑)。ただ、彼らの存在があったからこそ、役者という仕事に対して恐れがないというのは言えるかもしれません。でも、僕が楽しんで仕事をしていれば、それがどんな職業であっても、両親はきっと同じように応援してくれていただろうなとは思いますよ。―素敵ですね。ちなみに、本作の製作には『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られる俳優の先輩イライジャ・ウッドさんも入っていますが、アドバイスをもらうようなこともありましたか?マイルズさん僕も彼もレコードコレクターなので、現場では映画の話はあまりせず、実は音楽の話ばかりしてました(笑)。彼はすごくいい人で、音楽の趣味も最高ですよ!僕の夢は、いつか日本のレコードバーに彼と一緒に行くことです。―落ち着いて旅行できるようになったら、ぜひ実現してほしい夢ですね。そのほかにも、今後挑戦したいことはありますか?マイルズさん役者としてこうなりたいというような細かいプランがあるわけではありませんが、理想としては日本に住んで、日本でも演技をしてみたいです。バカな外国人の役を演じるのもいいなと(笑)。いまは、高円寺にある大好きな銭湯に行けなくて、本当に悲しい思いをしているので、日本でキャスティングがあればぜひ声をかけてください!―最後に、大好きな日本の観客へメッセージをお願いします。マイルズさんこの作品を観てもらって、怖くて楽しい思いをしてくれたらうれしいです。あと、いまはコロナで大変だと思いますが、十分に気をつけてくださいね。みなさんいろいろなことがあると思いますが、(日本語で)がんばって!ありがとうございました。インタビューを終えてみて……。最初から最後まで“日本愛”が止まらないマイルズさん。とにかく気さくでチャーミングで、癒し系の笑顔が印象的でした。劇中のマイルズさんとあまりにかけ離れていて驚かされましたが、まさに役が憑依しているかのような迫真の演技には注目です。将来的に、日本で活躍する日も近いかも心も体も支配されて抜け出せない!予測不可能なストーリー展開だけでなく、若手の実力派が繰り広げる迫真の演技合戦に引き込まれる本作。味わったことのないゾクゾク感と底知れぬ狂気の世界を存分に体感してみては?取材、文・志村昌美ストーリー心に大きな傷を抱えて孤独な幼少期を過ごしていたルークにとって、唯一の心の支えは自分以外には見えない“空想上の親友”のダニエル。ところが、ある事件をきっかけに、母親からダニエルと遊ぶことを禁じられ、自ら彼を封印してしまう。その後、ルークは大学生になっていたが、目立った才能はなく、人付き合いも苦手だったことから、うつうつとした日々を送っていた。そんななか、カウンセラーにイマジナリーフレンドの存在が助けになる可能性があると助言され、ダニエルを呼び起こすことに。久しぶりの再会に友情を取り戻した2人だったが、徐々にルークはダニエルに“浸食”され始めていた……。心がかき乱される予告編はこちら!作品情報『ダニエル』2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国公開!配給:フラッグ©2019 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2021年02月04日パトリック・シュワルツェネッガーが圧倒的存在感で、マイルズ・ロビンス演じる主人公の“唯一の親友”を演じるスリラー『ダニエル』。本作公開に先駆け、人気声優の村瀬歩と佐藤拓也が吹き替えを務める、劇場では味わえない特別映像が完成した。美しくも恐ろしいダニエルとの出会いにより、やがて“破滅”に向かっていくルークの姿を捉えた“衝撃の展開”を予感させる本映像。何の生きがいもなく、冴えない学生生活を送っていたルーク(マイルズ・ロビンス/CV.村瀬歩)は不安や孤独に苛まれ、長年の封印から幼い頃に生み出した“空想上の親友”ダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー/CV.佐藤拓也)を呼び起こす。魅力的で自信に満ち溢れたダニエルと充実した毎日を過ごすうちに、ルークの人生は見違えるほど色鮮やかに輝きだすが、次第に世界が一変。心優しく頼もしい“親友”は消え、いつしかダニエルは異常言動を繰り返しながら、ルークを支配しようと“侵食”を始める――。この特別映像でルーク役の声を務めた村瀬さんは、アニメ「ハイキュー!!」シリーズ(日向翔陽役)で声の出演ほか、TOKYO MXほかで放送中のアニメ「怪物事変」で岩木山雪里白那之五十六子 晶役を担当している。ダニエル役は、「ジョジョの奇妙な冒険」のシーザー・アントニオ・ツェペリ役を始め、テレビ東京にて放送中のアニメ「WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~」では厳名コウスケ役の声を演じる佐藤さん。“犬猿の仲”を演じたアニメ「D.Gray-man HALLOW(ハロー)」を始めとするアニメ作品だけでなく、ゲームやドラマCDなど共演歴のある2人だが、本作では単なる友達同士ではない唯一無二の関係を演じている。2人による“吹替版”は、この特別映像でしか見られないものだ。さらに映像では、怯えるルークに「今の顔、最高だ」と恍惚の表情を浮かべたり、ルークの首を絞め襲い掛かる姿など、ダニエルの恐ろしい一面が次々と映し出される。逃れられない恐怖の中、次第にダニエルに狂わされ、嬉々とした表情で煙草をふかしたり、高笑いする“様子のおかしい”ルークの姿も…。映像のラストでは見た目はルークだが、不気味な笑みを浮かべ「解放すると約束しただろう?」とダニエルの声の呟きで締めくくられる。その姿は予測不能なクライマックスを予感せずにはいられない。『ダニエル』は2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国にて公開。(※吹替版の上映は予定なし)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年01月30日ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演を果たす映画『ダニエル』が2月5日(金)の公開を控える中、物語の世界観を味わえる本編映像が公開された。本作は『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドが製作する、内気で繊細な青年ルーク(ロビンズ)と、彼が“空想上の親友”として生み出したカリスマ性溢れる美少年・ダニエル(シュワルツェネッガー)の妖しくも美しい関係性を描いた“イマジナリー×スリラー”。ルークは、自分にしか見えないイマジナリーフレンドのダニエルと数年ぶりの再会を果たし、彼の助言によって何もかも順調な毎日を過ごしていく。しかし、やがてルークがダニエルを必要としなくなっていくと、ダニエルは次第にルークの心身を支配しようと“侵食”を開始。はじめは異色のブロマンスだった物語が、次第に狂乱の世界に突入する。◆『ダニエル』本編映像今回公開されたのは、まさにルークとダニエルの関係性がこじれていく瞬間を切り取った本編映像。感受性豊かな若きアーティスト・キャッシーと本屋でデートをするルークは、ダニエルのアドバイス通りにアプローチしながら、少しずつキャッシーとの関係性を深めていく。しかし、その反動でダニエルとの距離は離れていき……。ついにはアドバイスに従わなくなったルークの行動に、ダニエルの本性が爆発する。ここから物語は予測不能な展開に。ふたりの関係はどうなっていくのか気になって仕方がない、本編映像となっている。2019年にスペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」最優秀男優賞(ロビンス)、韓国「プチョン国際ファンタスティック映画祭」長編監督賞、アメリカ「SXSW映画祭」デザイン部門、ポスター・デザイン賞など各国の映画賞を受賞し、海外メディアからも軒並み好評価を得ている本作。メガホンを取ったアダム・エジプト・モーティマー監督は、自身も幼い頃に“空想上の親友”を持った経験があり、「私が3~4歳の頃、彼を父に紹介したことを覚えています」と告白している。さらに、「彼は真っ白な顔で卵の形をした人で、幼稚園の給食の時に一緒に座っていたんです。父はその話を受け入れてくれたので、私には彼の存在がとてもリアルに感じられました」と語るモーティマー監督。本作の原点については、「子供の頃に誰もが持っている、現実と区別がつかないような想像力にずっと触れていたからこそ、それがこの映画の世界観を生み出すきっかけになったと思います」と明かしている。ハリウッド期待の二世俳優の熱演はもちろん、監督の“リアルな実体験”が大いに生かされた映画『ダニエル』。衝撃の結末をぜひ劇場で目に焼き付けてほしい。『ダニエル』2月5日(金)より公開
2021年01月28日ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが夢の共演を果たす『ダニエル』。この度、謎めいた存在感を放ち、主人公の青年ルークを翻弄するダニエルの場面写真を独占入手した。今回到着したのは、ルーク(マイルズ・ロビンス)に妖しい眼差しを向ける様子や、人を寄せつけずクールな存在感を放つ姿など、ダニエルの場面写真4点。ダニエルに扮するのは、あの“ハリウッドスター”アーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つ、パトリック・シュワルツェネッガー。自信に満ち溢れ、持ち前のカリスマ性でルークの心を掴む一方、いつしかダニエルからは柔和な笑顔が消えていき、異常行動を繰り返しルークの心身を支配しようと動き出す、“空想上の親友”という異色キャラを熱演している。殺りくのアンドロイド“ターミネーター”をはじめ、様々な個性派キャラに扮し映画界を盛り上げてきた父親に負けないほどの“難役”に挑戦したパトリックだが、そんな彼に「完璧な身体性と自身を見事に体現してくれました」と称賛の言葉を送るのは、アダム・エジプト・モーティマー監督だ。スクリーンで鮮烈なインパクトを放つ“空想上の親友”ダニエルについて、監督は「完璧さと欲望を悪魔のようなものに捻じ曲げたもの」とその独特なキャラクターを説明し、演じる俳優についても「ある種の不可解なほど象徴的でゴージャスな青年でなければいけない」と感じていたそう。監督が持つイメージを表現するために、パトリックは現場でも積極的に役作りを行っていたという。「彼は服装や髪色など、ダニエルの外見について提案してくれました。それはアウトサイド・インアプローチであり、彼はダニエルを“何かの生きもの”であることを認識して、キャラクターを作り始めてくれました」と監督。その言葉通り、スーツや革ジャンをすらりと着こなし、モデルのような美貌と佇まいで“完璧”な一面をうかがわせる半面、細かい動きや表情で“恐怖”を植えつける怪演を見せ、得体の知れないキャラクターを見事に表現している。すでに予告編を目にしたファンからは、「パトリックの一挙一動に“シュワみ”があってドキドキする」「お顔に遺伝子を感じる」などと早くも期待の声が続出している。『ダニエル』は2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年01月19日“バレンタインシーズンにしか一般販売されない”チョコレート、イヴァン・ヴァレンティン(YVAN VALENTIN)が、2021年1月15日(金)より全国14カ所の百貨店などで順次発売される。イヴァン・ヴァレンティンとは?イヴァン・ヴァレンティンは、五つ星ホテルなど極限られた場所で提供されてきた、アメリカ・ロサンゼルス発のプライベートチョコレートブランド。顧客には、故マイケル・ジャクソンや、シャローン・ストーン、アーノルド・シュワルツェネッガーといったハリウッドスターが名を連ねている。イヴァン・ヴァレンティンのチョコレートが一般販売されるのは、バレンタインシーズンのみ。そんな“激レア”チョコレートは上品な口どけと味わいが特徴だ。日本では、2010年より東京の1店舗のみで販売を開始し、毎回全商品が完売状態なるほどの人気を博している。4つのフレーバーの詰め合わせボックス2021年は、2個入り、6個入り、12個入り、24個入りの4種類のボックスをラインナップ。オレンジリキュールの香りとすっきりとした口あたりが特徴の「ホワイト コアントローチョコレート トリュフ」や、数種類のカカオをブレンドしリキュールを効かせた「ダーク チョコレート トリュフ」など、4つのフレーバーを詰め込んだ。栗×チョコの新作や“シャンパン”の激レアショコラも新フレーバーを楽しめる2021年限定パッケージも用意。口の中にやさしく広がる栗の風味がチョコレートの香りを引き立てる「チェスナッツ」と、東南アジアで広く栽培される柑橘「カラマンシー」のストレートな香りと、チョコレートの豊潤な甘みを楽しめる「カラマンシ―」の2つのフレーバーを提供する。さらに、イヴァン・ヴァレンティンの中でも特に希少性の高い「シャンパン チョコレート トリュフ」も登場。シャンパンの華やかな味わいとチョコレートのマリアージュを楽しめる1品は、東京・大阪・名古屋の3店舗限定で用意する。【詳細】イヴァン・ヴァレンティン販売期間・店舗:・大丸札幌店 2021年1月27日(水)~2月14日(日)・大丸東京店 1月28日(木)~2月14日(日)・大丸神戸店 1月23日(土)~2月14日(日)・阪急うめだ本店 1月20日(水)~2月14日(日)・松坂屋名古屋店 1月16日(土)~2月14日(日)・ジェイアール名古屋タカシマヤ 1月15日(金)~2月14日(日)・名古屋三越栄店 2月2日(火)~2月14日(日)・バーニーズニューヨーク銀座店 1月24日(日)~2月14日(日)・横浜タカシマヤ 1月27日(水)~2月14日(日)・そごう横浜店 1月26日(火)~2月14日(日)︎・玉川高島屋S・C 2月1日(月)~2月14日(日)・西武池袋本店 1月16日(土)~2月14日(日)・日本橋三越本店 2月2日(火)~2月14日(日)・渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街地下2階 フードステージ内 2月1日(月)~2月14日(日)価格:2個入り 1,480円(税込)、6個入り 3,703円(税込)、12個入り 6,686円(税込)、24個入り 12,754円(税込)、2021年限定 各4個入り2,571円(税込)※店舗によって、イヴァン トリュフ24個入りはオンラインもしくは店頭での事前予約販売のみとなる。詳細は各百貨店のホームページを参照。※阪急うめだ本店は全商品、オンラインでの事前予約販売。※日程は変更になる可能性あり。
2020年12月25日クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、クリス・パインなど、多くの“クリス”が活躍しているハリウッド。10月にツイッターでどのクリスが「最悪なクリス」かという論争が勃発し、クリス・プラットがその不名誉な称号を手にした。クリスの義理の弟であるパトリック・シュワルツェネッガーや妻のキャサリン・シュワルツェネッガーはSNSでこれに反論し、クリスを擁護した。先日、『キンダガートン・コップ』(1990)の同窓会に出席した義理の父アーノルド・シュワルツェネッガーも、娘婿のクリスのことを「素晴らしい男。すぐに打ち解けられる人ですよ。最高の夫で、最高の義理の息子。よき父」とべた褒めだ。今年8月、クリス&キャサリン夫妻に長女ライラちゃんが誕生したことで、おじいちゃん業を楽しんでいるというアーノルド。同窓会では劇中の“元教え子”たちにおじいちゃんになった喜びを爆発させた。「おじいちゃんという存在は、責任を持たないでいいからものすごく楽しいってよく言いますよね」とジョークを言って大笑い。また、自分の娘が俳優と結婚するのは予想外だったとも明かした。「娘は映画のセットに連れていかれるのをうんざりしていると思ったから」だという。『ターミネーター2』のセットで、顔半分がなくなったようなメイクをしているアーノルドを見て、キャサリンが大泣きしたという思い出も語った。「セットで叫び、泣き出してしまったんです。どうしてパパがそんな顔になってしまったのか、理解ができない年だったので」。(Hiromi Kaku)
2020年12月24日マイルズ・ロビンスとパトリック・シュワルツェネッガーという、ハリウッドの二世俳優が共演する映画『ダニエル』。先日予告編が公開となり、不気味ながらも耽美なその世界観が注目を集めている。先日、本作の日本版予告編が公開となるや、SNS上では「予告編が凄い。これ絶対面白いやつだ」「予告で一気にこんなに惹かれたの久々」「洋画でこういうの見たことない」など、その世界観に魅せられる声が続出。「耽美と狂乱の世界って気になる」「ブロマンスとスリラー、、良い!」とルークとダニエルの関係性にも期待が寄せられている。今回解禁となった新カットでも、窓際に腰掛けるルークと彼の近くで佇むダニエルが静かにこちらを見つめているが、確かに2人の美青年たちに漂う雰囲気はどこか“耽美な世界”を感じさせる。だが、“ダニエル”は両親の離婚により心に大きな傷を負ったルークが生み出した、彼にしか見えない“空想上の親友”であり、孤独なルークの唯一の拠り所である存在。親友でも、宿敵でも、相棒でもない“特別な関係”が、かつてない新しいブロマンス作品の到来を予感させる。そんな本作の製作を手掛けたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公フロド役でお馴染みのイライジャ・ウッド。『ブラックハッカー』や『ゾンビスクール!』など、近年プロデューサーとしても手腕を発揮するイライジャが率いる制作会社「SpectreVision」は、スリラーやホラーファンの間ではすでに有名だ。彼らが得意とする斬新な発想や演出、ハイセンスな音楽、新感覚の映像美などは予告編でも垣間見えてはいるが、<美少年×ブロマンス×スリラー>という異なるジャンルをどのように融合しているのか。ベールに包まれたダニエルの正体とともに気になるばかりだ。『ダニエル』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年12月05日『トゥルーライズ』『ワイルド・スピード』『マトリックス リローデッド』をはじめとした数々の名アクションシーンの裏側に迫るドキュメンタリー『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』。この度、本編映像と場面写真が公開となった。今回解禁された本編映像では、本作に出演するポール・バーホーベン監督がSFアクションの金字塔『トータル・リコール』の撮影をふり返る。『トータル・リコール』の序盤の目玉とも言えるのが、アーノルド・シュワルツェネッガーとシャロン・ストーンによる激しい戦闘シーン。バーホーベン監督はこのシーンについて、「シャロン・ストーンの代役(スタントダブル)は優秀だった」と大絶賛。そのスタントを務めたのは、80年代から活躍するベテランスタントウーマンのドナ・エヴァンス。ドナは「何度もアーノルドにぶん投げられた」と当時の撮影をふり返っている。監督が「激しく投げられていると顔が違うのはわからない」と語るように、シュワルツェネッガーとスタントウーマンによる体当たりのアクションが、白熱の名シーンを生み出していたことが分かる。なお、『トータル・リコール』は日本公開30周年を記念して、現在4Kデジタルリマスター版が公開中。『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』は2021年1月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち 2021年1月8日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© STUNTWOMEN THE DOCUMENTARY LLC 2020
2020年12月01日12月に入ると、世間はあっという間にクリスマスムード一色。クリスマスには家で映画を見るのも乙なものです。季節を感じられるクリスマス映画の中でも、『一味違う』クリスマス映画をご紹介します。アクション、パニック、コメディまで!多彩なクリスマス映画の世界『ダイ・ハード』まずは、『世界一運の悪い男』の聖夜の死闘を描いたアクション映画の金字塔、1988年公開の『ダイ・ハード』です。物語は、ブルース・ウィリス演じる刑事のジョン・マクレーンが、ケンカ中の妻と仲直りするため、クリスマス・イブに妻が勤める高層ビル『ナカトミ・プラザ』を訪れたことで幕を開けます。聖夜のパーティーは、武装したテロリスト集団がビルを占拠したことで一変。人質の命は期せずしてビルにいたマクレーンの手に託されてしまいます。主演に、まだまだ駆け出しだった頃のブルース・ウィリスを抜擢した本作。当時のハリウッドアクションは、マッチョなスターが暴れまわる豪快さが売りでしたが、本作は冴えない刑事が機転と根性で絶体絶命の危機を乗り越える新鮮な展開で、その緊迫感あふれる演出は世界中を魅了しました。シリーズ化もされた大ヒットアクションゆえに忘れられがちですが、本作は随所にクリスマスムードを漂わせており、家族でハラハラドキドキ観るのにもってこいのクリスマスムービーです。果たしてジョン・マクレーンは、聖夜に人質たちの命を救う奇跡を起こせるのでしょうか…結末はぜひその目で確かめてみてください。『グレムリン』次は、巨匠スティーヴン・スピルバーグが制作総指揮を務めた、1984年公開のモンスターコメディ映画『グレムリン』です。物語は、発明家をしているランダル・ペルツァーが、クリスマスに息子へのプレゼントとして、フワフワの生き物『モグワイ』を購入したことから始まります。水に濡らさない、日光に当てない、真夜中過ぎにご飯を与えない…この3つのルールを期せずして破ってしまったことで、クリスマスの夜は阿鼻叫喚の大パニックに陥ってしまうのでした。1980年代アドベンチャー映画の巨匠であったジョー・ダンテ監督が贈るブラックジョーク満載の本作。モグワイが凶悪に変身した姿である『グレムリン』たちの邪悪な悪戯にハラハラするものの、彼らが心底楽しそうで思わず笑ってしまう不思議なさじ加減が、絶妙の味わいをもたらしています。『グレムリン』は、本国ではもちろんのこと日本でも大ヒットを記録。主人公の相棒である心優しきモグワイ『ギズモ』のキュートさはブームとなりました。家族や恋人と笑って楽しめる、ピリッとジョークの効いたおすすめクリスマス映画です。『ジングル・オール・ザ・ウェイ』次は、爆笑クリスマスコメディに、筋肉スターのレジェンド、アーノルド・シュワルツェネッガーが融合した1996年公開の快作、『ジングル・オール・ザ・ウェイ』です。クリスマス前夜、アメリカ中の子供たちはプレゼントに人気特撮番組『ターボマン』のおもちゃを待ち望んでいました。しかし、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる、会社社長のハワード・ラングストンは日々の忙しさに追われ、息子ジェイミーのプレゼントであるターボマン人形を買いそびれていたことに気付きます。こうしてハワード・ラングストンは数少ない在庫を奪い合う、地獄のクリスマスバトルに身を投じることになるのでした。世界的アクションスターの『シュワちゃん』ことアーノルド・シュワルツェネッガーが、あえてお得意のバトルを封印してコメディに挑んだ本作。ベタベタのギャグ演出と、それを上回るシュワちゃんの大迫力の顔芸には、思わず爆笑してしまうはずです。しかしそこは世界のシュワちゃん。終盤にはなぜか謎のサンタ集団とドタバタ筋肉バトルが繰り広げたり、ジェットパックで空を飛んだりと、アクション展開も用意されています。ドタバタの最後にはほっこり温かい気持ちになる、見どころ満点のクリスマスムービーです。『P2』「世間が浮かれていようと自分は孤独に仕事だ…」なんて恨み節を吐きたくなる人もクリスマスにはいることでしょう。そんな人におすすめなのが、アメリカで2007年に公開されたスリラー映画『P2』です。クリスマス・イブの夜、明かりも消され始めた高層ビルのオフィスで、1人残業に勤しんでいた女性アンジェラ。帰ろうとするも、地下2階に停めていた車は動かず、警備員のトムに助けを求めます。しかし、トムは突如として彼女を拘束。なんとトムの正体は狂気のストーカー!アンジェラは出口のないビルで恐怖の一夜を過ごすことになってしまいます…。主演のレイチェル・ニコルズの美しさもさることながら、サイコストーカー役を演じる、イケメン俳優ウェス・ベントリーの怪演は、一度見たら忘れられないこと請け合いです。危機に次ぐ危機の連続でエンドロールまで一瞬も気が抜けない展開は「お見事」のひと言。本作からは、『つらいクリスマスになっても挫けぬ強さ』が学べますし、何より「アンジェラの恐怖に比べたら、自分の今年のクリスマスは絶対マシだ…」と平和に感謝したくなるはずです。『東京ゴッドファーザーズ』最後は、「つらい日常にもクリスマスはひとさじの奇跡と幸福をもたらしてくれるかも」と温かい気持ちになれる、2003年公開のアニメ映画『東京ゴッドファーザーズ』です。物語は、新宿の公園で細々暮らすホームレスの中年男性ギン、元・ドラァグクイーンのハナ、家出女子高生のミユキの3人が、雪が降り注ぐクリスマスの夜にゴミの山から偶然赤ん坊を見つけたことから始まります。『清子』と名付けたその子の親を探しに旅立った3人は、予想もしてなかった大トラブルと聖夜の奇跡を体験することになるのでした。2010年に46歳の若さで逝去してしまった、天才アニメ監督の今敏(こん・さとし)さん。本作は彼の長編3作目になります。主演の3人組の声には名優の江守徹、芸人の梅垣義明、元女優の岡本綾が抜擢され、生き生きとした名演を見せています。本作はひねりが効きつつも見やすい脚本や、全編を彩る緻密な書き込みが観る者の心を掴み、観賞後は、『第76回 アカデミー賞』長編アニメーション部門にノミネートされたのも納得の感動を与えてくれるはずです。ストレートなラブストーリーやファミリームービーだけがクリスマス映画の華ではありません。今年は趣向を変えてこういう作品を観てみるのもいいものですよ![文・構成/grape編集部]
2020年11月30日ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演する映画『ダニエル』。このほど、戦慄の予告編とポスタービジュアルが解禁された。予告編では、数年ぶりの再会を果たしたルーク(マイルズ・ロビンス)と“空想上の親友”ダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)が無邪気な笑顔でじゃれあう姿が映し出され、青春を謳歌する2人のキラキラとした日常が収められている。「僕は君の一部だ」と、互いに絆を確かめ合う2人だったが、終盤「君は、何かがおかしい」というナレーションがかかると様相が一変…。柔和だったダニエルの表情は“不気味な笑み”へと急変し、やがてルークの精神は追い込まれていく。異色のブロマンスから一転、観る者の脳を支配し“狂乱の世界”へと引きずり込んでいくかのようなシーンの数々。心優しき青年から狂気じみたサイコパスへと変貌を遂げていく親友“ダニエル”は、本当にルークにしか見えない“空想上の親友”なのか?それとも…。空想と現実のはざまで翻弄されていくルークが言葉を失い、涙を浮かべる視線の先にいったい何が待ち受けているのか。予想もつかない展開を期待させる映像だ。また、ポスタービジュアルも到着。切なげな表情で視線を送るダニエルとは対照的に、不穏な表情を浮かべ視線を背けるルークの姿が収められた本ビジュアル。デザインを手掛けたのは、『君の名前で僕を呼んで』や『ムーンライト』をはじめ、『永遠に僕のもの』『WAVES/ウェイブス』『mid90s ミッドナインティーズ』など、アーティスティックなセンスが光るポスタービジュアルを世に送り出した「OTUA」石井勇一氏。妖艶で“危険な香り”さえを漂わせる、美しいビジュアルが完成した。そんな本作には「圧倒的な感覚体験」(Little White Lies)、「独創的で驚くほどの見応え」(New York Times)、「現代版の『ファイト・クラブ』」(The Times)と多くの海外メディアも熱狂の声を上げている。なお、「SXSW映画祭」デザイン部門でポスター・デザイン賞を受賞した海外ポスタービジュアルがあしらわれた【スマホ用壁紙】が、ムビチケ(オンライン)購入者特典としてプレゼントされる。『ダニエル』は2021年2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年11月26日がまくんとかえるくん誕生50周年記念「アーノルド・ローベル」展が、東京・立川のプレイ ミュージアムにて2021年1月9日(土)から3月28日(日)まで開催される。さらに、2021年4月3日(土)から5月23日(日)には広島に、その後は関西、東北に巡回する予定だ。“がまくんとかえるくん”のアーノルド・ローベル、日本初の展覧会「アーノルド・ローベル」展では、「がまくんとかえるくん」で知られる絵本作家のアーノルド・ローベルの、絵と言葉による豊かなクリエーションにフォーカス。貴重な原画やスケッチ、アニメーションを紹介する、日本初の展覧会となる。深い友情で結ばれた「がまくんとかえるくん」の物語は、シリーズ最初の本が出版されてから半世紀を経てもなお世界中で愛されている。日本でも、小学校の教科書に採用されるなど、広く親しまれてきた。アーノルド・ローベルは絵本作家として、「がまくんとかえるくん」シリーズをはじめ、54年間の生涯の中で100冊もの絵本を世に送り出した。約30冊の絵本を原画・スケッチなど約200点を通して紹介エリック・カール絵本美術館との共同企画となる、今回の「アーノルド・ローベル」展では、「がまくんとかえるくん」を中心とする約30冊の絵本を、約200点もの貴重な原画やスケッチを通して紹介する。さらに、アニメーション作家の加藤久仁生による、がまくんとかえるくんの日常を描いたアニメーション作品「一日一年」も特別上映。様々な角度から、アーノルド・ローベルの作り出す世界観を楽しめそうだ。図録・オリジナルグッズも販売また、展覧会に合わせて展覧会図録やオリジナルグッズも販売される。【詳細】がまくんとかえるくん誕生50周年記念「アーノルド・ローベル」展会期:2021年1月9日(土)~3月28日(日)会場:プレイ ミュージアム住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3TEL:042-518-9625開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:会期中無休入場料:一般 1,500円、大学生1,000円、高校生 800円、中・小学生 500円※未就学児無料■割引制度(併用不可)・立川市在住・在学の場合、[立川割]の対象。証明できるものの提示が必要。[立川割]一般 1,000円 、大学生 600円、高校生 500円、中・小学生 300円・[障害者割引]障害者手帳を提示した人とその介添人1名は半額・[相互割引]「一般」で入場した人は、プレイ パークを200円引きで利用できる。※「企画展」「常設展」の2つの展覧会を観覧可能。※特典つき※当日に限り入退場自由※平日は当日券のみ/休日はオンラインチケットの日付指定券を販売(希望者向け)※会場内はすべて写真・動画撮影可■同時開催オープン記念常設展「エリック・カール 遊ぶための本」開催期間:2020年6月10日(水)~2021年3月28日(日)■巡回展・広島開催期間:2021年4月3日(土)~5月23日(日)場所:ひろしま美術館住所:広島県広島市中区基町3-2 中央公園内※その後、関西、東北にも巡回予定。
2020年11月19日先月、2年ぶりに心臓の手術を受けたアーノルド・シュワルツェネッガー(73)が、Netflixのスパイドラマに主演することが決定した。「Variety」誌によると、アーノルドの長いキャリアの中で、テレビドラマにレギュラー出演するのは意外にも今作が初めて。アーノルドはクリエイターのニック・サントーラ(「SCORPION/スコーピオン」)とともに製作総指揮も務める。制作スタジオは「スカイダンス・スタジオ」。アーノルドと同スタジオの付き合いは長く、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『ターミネーター:ニュー・フェイト』の制作もここで行われた。今作はアーノルド演じる父親とモニカ・バーバロ(『トップガン マーヴェリック』)演じる娘の父娘スパイが活躍する「グローバル・スパイ・アドベンチャー」。1時間もののドラマシリーズでタイトルは未定。各社による配信権獲得の争奪戦の末、Netflixが権利を獲得した。ファンからは「73歳でスパイってすごい」と高齢でスパイを演じることの驚きや「え、手術を受けたばかりじゃなかった?」と体調を心配する声などが上がっている。手術は難なく終えており、6日前には手術から初めて自転車に乗ったという動画をインスタに投稿し、「いい気分」とつづっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年11月13日映画『ダニエル』が2021年2月5日(金)に日本公開。ハリウッドの注目二世俳優 マイルズ・ロビンス×パトリック・シュワルツェネッガーが共演する。他の人には見えない“空想上の親友”――耽美と狂気の世界映画『ダニエル』は、他の人には見えない“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”によって、主人公が翻弄されていく姿を描いた異色スリラー作品。繊細で内気な青年ルークが、長年自分の中で封印していた、“ダニエル”を解き放つことで、予想もつかない恐ろしい事態へと発展していく。ハリウッドの注目二世俳優が共演!物語を担うふたりの青年を演じたのは、ハリウッドを代表する若き二世俳優たち。マイルズ・ロビンスが初主演に抜擢主人公のルークに抜擢されたのは、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスと、『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドンを両親に持つ、マイルズ・ロビンス。初主演映画にして、“空想上の親友”に翻弄され自己喪失していく難しい役どころを熱演した彼は、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞した。パトリック・シュワルツェネッガーが“空想上の親友”役また主人公ティムの“空想上の親友”であり、圧倒的カリスマ性を持つダニエル役を演じるのは、映画『ターミネーター』シリーズお馴染みアーノルド・シュワルツェネッガーの息子、パトリック・シュワルツェネッガー。彼の端正なルックスを活かした、妖艶さ漂う謎多きキャラクターに、釘付けになること間違いなしだ。『ロード・オブ・ザ・リング』イライジャ・ウッドが制作なお制作を手掛けたのは、人気映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主演でも知られるイライジャ・ウッド。2010年に制作会社を設立して以来、精力的に作品を製作し続けてきた彼が、観る者を耽美と狂乱の世界へ誘う“イマジナリー×スリラー”の新境地をみせる。作品詳細映画『ダニエル』公開日:2021年2月5日(金)新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか製作:イライジャ・ウッド監督・脚本:アダム・エジプト・モーティマーキャスト:マイルズ・ロビンス、パトリック・シュワルツェネッガー<あらすじ>主人公ルークにしか見えない“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”。幼少期のある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に苛まれたことで、長年の封印からダニエルを呼び起こす。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れたダニエルの助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルが必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す─。果たしてダニエルの目的とは?彼は一体何者なのか?【R15+】
2020年11月01日世界的大ヒットシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』の主演としても知られるイライジャ・ウッドが手がけた『Daniel Isn’t Real(原題)』が、邦題『ダニエル』として2021年2月5日(金)より日本公開されることが決定した。本作は内気で繊細な青年と、カリスマ性溢れる“空想上の親友”の関係性を描いた異色のスリラー。主人公のルークにしか見えない美青年のイマジナリーフレンド・ダニエルが、次第にルークの精神を支配しようと動き出す。主人公・ルーク役を務めるのは、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスと『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドンを両親に持つ、俳優マイルズ・ロビンス。マイルズはダニエルに翻弄され自己喪失していく難しい役どころを熱演し、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞。また、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガーが美しくも怪しいダニエル役に挑戦する。監督・脚本を担当したのは、次世代のスリラーやホラーの担い手として期待を集めるアダム・エジプト・モーティマー。彼は自身も子供の頃に“空想上の親友”を持っていたという。そんな本作は、辛口映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で91%の高評価を記録(2019年7月9日時点)している。『ダニエル』2021年2月5日(金)全国公開
2020年10月29日イライジャ・ウッドが製作、注目の二世俳優が共演する異色作『Daniel Isn’t Real』(原題)が、邦題『ダニエル』として2021年2月5日(金)より日本公開することが決定した。タイトルの「ダニエル」とは、主人公ルークにしか見えない“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”のこと。幼少期のある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に苛まれたことで、長年の封印を解き再びダニエルを呼び起こす。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れたダニエルの助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルは必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出すことに――。内気で繊細な青年と、圧倒的カリスマ性を持つ“空想上の親友”、両極にある2人の関係を描いた本作。主人公ルーク役は、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスと『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドンを両親に持つマイルズ・ロビンス。ダニエルに翻弄され自己喪失していく難しい役どころを熱演し、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞。初主演映画にして高い評価を集め、若手演技派として注目されている。また、妖しく美しい“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”ダニエル役には、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガー。端正な顔立ちと父の面影も感じさせる親しみやすさで人気急上昇中。本作では、爽やかで愛嬌溢れるこれまでのイメージから一変、妖艶さ漂う謎多き“空想上の親友”役に挑戦、美しさの中に狂気を感じさせるキャラクターで新境地を見せている。異色のブロマンスから狂乱のクライマックスへ、予想もつかない展開を迎える2人を見事に演じ切った、マイルズとパトリックの熱演は必見となりそう。そして製作を手掛けたのは、世界的大ヒットシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』でも知られるイライジャ・ウッド。2010年に制作会社を設立して以来、個性的な作品を精力的に製作し、いまや映画ファンからもプロデューサーとして一目置かれる存在となっている。監督・脚本は、次世代のスリラー/ホラーの担い手として期待を集めるアダム・エジプト・モーティマー。自身も子どもの頃に“空想上の親友”を持った経験があるとか。新たな魅力を見せたキャスト陣の熱演に加え、先が読めないストーリー展開が評判となった本作は、辛口映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で91%フレッシュという高評価を記録(2019年7月9日時点)している。『ダニエル』は2021年2月5日(金)より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダニエル 2021年2月5日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年10月29日先天的な心疾患のため、1997年と2018年に肺動脈弁の置換手術を受けたアーノルド・シュワルツェネッガーが、再び心臓手術を受けた。「(オハイオ州の)クリーブランド・クリニックの医療チームに感謝します。前回の手術で新しく換えた肺動脈弁に合う、新しい大動脈弁を得ました。気分は最高で、すでにクリーブランドの通りを散歩して、素敵な像を見て楽しんでいます」とSNSで報告した。ベッドの上で、笑顔でサムズアップしている写真や、様々な像の前で記念撮影をしているアーノルドの写真が添えられている。息子のパトリックは「お願いだから今日はワークアウトに行かないで」とジョークの効いたメッセージを送り、アーノルドと元家政婦の子どものジョセフ・バエナは「大好きだよ、父さん。もうラットスプレッド(背中の筋肉をアピールするボディビルダーのポーズ)はやった?」とやはり運動ネタのジョークでコメント欄を盛り上げている。娘のキャサリンはハートマークと両手を合わせた祈りのマークの絵文字で気持ちを伝えた。2018年に手術後目覚めた際は、自身の代表作『ターミネーター』での名ゼリフ「アイル・ビー・バック」にかけて「アイム・バック」と言ったことが明らかになっているが、今回は果たして…?(Hiromi Kaku)
2020年10月26日アーノルド・シュワルツェネッガー主演作『トータル・リコール』が、1990年12月1日の日本公開から30年を経て、4Kデジタルリマスター版で11月27日(金)より全国公開されることが決定。本作の最新キービジュアル、場面写真、特報が公開された。スクリーン一面にノンストップで映し出される真っ赤な火星での大冒険、ポール・バーホーベン監督のエクストリームなバイオレンス描写、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーによるアクション。SF映画の金字塔が、30年の時を経て映画館に帰ってくる。原作は『ブレードランナー』の原作者としても知られる巨匠フィリップ・K・ディック。壮大すぎる世界観ゆえに映画化不可能といわれていたシナリオに惚れ込んだのが、当時『ターミネーター』『コマンド―』の記録的大ヒットですでにアクションヒーローとしての地位を確立していたシュワルツェネッガーだった。『ロボコップ』のポール・バーホーベンを監督に迎え、当時の最高額となる7000万ドルもの製作費が投入された本作は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』、『ダイハード2』などの話題作を抑えて全米初登場No.1を獲得。その後7週にわたり1位の座を守り続け、世界各地でも大ヒットを記録した。この度公開された最新の特報映像には、割れたマスクの中からシュワルツェネッガーが”ドヤ顔”で現れる伝説のシーンから、真っ赤に拡がる広大な火星、ホログラムを駆使した戦闘シーンなど、同時に公開された場面写真とともに、当時の記憶を呼び覚ます名シーンの数々が映し出されている。また、同じく公開されたキービジュアルも、90年のデザインそのままに、当時からの映画ファンにとって懐かしいビジュアルとなっている。『トータル・リコール』4Kデジタルリマスター版11月27日(金)より全国公開
2020年10月09日マリリン・モンローを筆頭に、ハリウッドには数多くの『セックスシンボル』と呼ばれる名女優・名俳優たちが存在します。1980年代、圧倒的な美貌を誇り、10代半ばで映画『青い珊瑚礁』でヌードを披露したブルック・シールズも、セックスシンボルと呼ばれた女優の1人。親日家としても知られるブルック・シールズは日本でも人気が高く、当時の彼女の活躍を知る人も多いはず。そんな永遠のセックス・シンボル、ブルック・シールズのデビューから現在までを、彼女が残した『伝説』とともに振り返ります。幼い娼婦役を演じた、映画『プリティ・ベビー』もともとキッズモデルとしてキャリアをスタートさせたブルック・シールズが、女優として脚光を浴びるきっかけとなったのが、1978年公開の映画『プリティ・ベビー』でした。同作で、12歳の娼婦という、今ならば問題視されそうな役柄を演じたブルック・シールズ。10代らしい可憐さと、怪しい色気のギャップは、ブルック・シールズだからこそ演じられたといっても過言ではありません。ブルック・シールズがヌードを披露した映画『青い珊瑚礁』『プリティ・ベビー』の出演により、美少女ぶりが話題になったブルック・シールズは、映画『青い珊瑚礁』で女優としての人気を確固たるものにします。撮影時、わずか14歳だったブルック・シールズが、劇中でヌードを披露したことで話題となった1980年公開の映画『青い珊瑚礁』。『プリティ・ベビー』に引き続き際どい作品ながら、ブルック・シールズの堂々とした演技力も相まって、いまだに『青春映画の金字塔』と称賛する声も目立ちます。ブルック・シールズ、史上最年少で『VOGUE』の表紙を飾る女優として成功したブルック・シールズですが、モデルとしてのキャリアもかなりのもの。例えば、1980年にファッション雑誌『VOGUE』の表紙モデルを史上最年少の14歳で務めたことはあまりにも有名な話でしょう。ブルック・シールズは、その後も『VOGUE』の表紙を飾っており、自身のインスタグラムでは当時を懐かしむように、写真を公開しています。 View this post on Instagram @vogueparis ❤️ November 1982 #fbf A post shared by Brooke Shields (@brookeshields) on Nov 22, 2019 at 1:37pm PST View this post on Instagram Vogue❤️ May 1981 photographed by the great #RichardAvedon, happy birthday! A post shared by Brooke Shields (@brookeshields) on May 15, 2019 at 7:49am PDTまた『ヴァレンティノ』や『カルバン・クライン』など世界的ブランドのモデルも務めるなど、トップモデルとして高い人気を誇りました。ブルック・シールズ、ジョージ・マイケルに『初めて』を捧げるつもりだった!?1980年代、その美貌から『アイドル女優』として人気を博したブルック・シールズ。彼女の圧倒的な美しさを前にしたら、男女問わず恋に落ちてしまいそうなものですが、意外にも失恋を経験したことがあるのだそうです。その相手が、バンド『ワム!』のヴォーカルとして知られる、歌手の故ジョージ・マイケル。ブルック・シールズは自叙伝『There Was a Little Girl: The Real Story of My Mother and Me』の中で、ジョージ・マイケルと同じ車に乗って帰った時の思い出を語っています。自叙伝に記されている内容によると、ブルック・シールズは車中でジョージ・マイケルに気持ちを打ち明けたものの、「キャリアに集中したい」といわれ拒まれてしまったのだとか。しかし、ジョージ・マイケルの対応はとても紳士的だったこともあり、振られてしまったものの気持ちが冷めることはなかったと自叙伝で明かしているブルック・シールズ。ジョージ・マイケルはゲイであることをカミングアウトとしていますが、身体の関係を持った女性も複数いることを自ら公言しています。もしもあの時、2人が関係を持っていたとしたら…世界一豪華なカップルが誕生していたのかもしれません。マイケル・ジャクソンとは大親友華々しいキャリアだけでなく、プライベートの交友関係も豪華だったブルック・シールズ。特に故マイケル・ジャクソンとは幼い頃からの知り合いで、授賞式ではカップルとして出席する姿がひんぱんに目撃されていました。ブルック・シールズ(左)とマイケル・ジャクソン(右)また、2009年にマイケル・ジャクソンが亡くなった際には、追悼式でブルック・シールズがスピーチをし「私たちは、もっとも自然で安心できる友情関係にあった」と語ったことも。2人が結ばれることはなかったものの、ブルック・シールズにとってマイケル・ジャクソンとの思い出は大切な宝物なのかもしれません。ブルック・シールズ、名門大学を首席で卒業女優として、モデルとして成功を手にしたブルック・シールズですが、人気絶頂だった1983年、名門『プリンストン大学』への入学を機に、活動を制限しています。1987年にはプリンストン大学を首席で卒業しており、容姿だけでなく勉学にも秀でたブルック・シールズは、まさに『才色兼備』という言葉がぴったりな存在です。ブルック・シールズの子供が美人すぎる1997年にテニス選手のアンドレ・アガシと結婚するも1999年に離婚しているブルック・シールズは、2001年に脚本家でテレビプロデューサーのクリス・ヘンチーと再婚しています。再婚後には2人の子宝にも恵まれ、長女のローワン・フランシス・ヘンチー、次女のグリア・ハモンド・ヘンチーは、幼い頃から美少女ぶりが話題に。家族そろってイベントに出席することもあり、仲よし家族であることが伝わってきます。ローワン・フランシス・ヘンチー(左端)とグリア・ハモンド・ヘンチー(右端)ジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップや、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガーをはじめ、いわゆる『二世セレブ』の活躍が目立つ現在のハリウッド業界。ローワン・フランシス・ヘンチーとグリア・ハモンド・ヘンチーもまた、ブルック・シールズ同様にモデルや女優としてのデビューが期待されています。2020年現在、2人が芸能活動をスタートさせる予定はなさそうですが、もしもデビューした際には大きな話題を呼ぶことでしょう。ブルック・シールズの現在現在のブルック・シールズは、母親として女優として、充実した日々を送っている様子。彼女のインスタグラムには、幸せオーラあふれる写真が数多く投稿されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram Family affair last night at the premiere of @ImpracticalJokersOfficial: The Movie directed, co-wrote and produced by... my husband!! Your girls are so proud! : @gnpace / @cindyord A post shared by Brooke Shields (@brookeshields) on Feb 19, 2020 at 10:38am PST View this post on Instagram Monday morning glam A post shared by Brooke Shields (@brookeshields) on Apr 29, 2019 at 8:33am PDTまた、1980年代当時の美貌も健在で、50代とは思えない抜群のスタイルを披露することも。 View this post on Instagram A post shared by Brooke Shields (@brookeshields) on Aug 9, 2020 at 1:43pm PDT View this post on Instagram me (and my brows) at the @harpersbazaarus Fashion Gala @gnpace A post shared by Brooke Shields (@brookeshields) on Nov 20, 2019 at 9:09am PSTアイドル女優として一世を風靡し、現在もハリウッドの第一線で活躍を続けるブルック・シールズ。これからも永遠のセックスシンボルとして、多くの人の憧れの存在であり続けるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日クリス・プラット&キャサリン・シュワルツェネッガー夫妻に第1子女児が誕生した。どちらも2人の手と赤ちゃんの手を重ねている写真をインスタグラムに投稿し、報告。ライラ・マリア・シュワルツェネッガー・プラットと名付けたことも発表した。クリスは「こんなにうれしいことはない」と大喜びで「母子ともに健康」であることも伝えている。クリスのインスタにはエンタメ業界の仲間たちから祝福メッセージが殺到。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガン、共演者のゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、ジョシュ・ブローリンや『ジュラシック・ワールド』の共演者ブライス・ダラス・ハワードらがライラちゃんの誕生を祝った。「ETonline」によると、パトリック・シュワルツェネッガーは早速ライラちゃんに対して“叔父ぶり”を発揮。記者に「赤ちゃんへの贈り物なんだ」とピンクのリボンがついたプレゼントを見せ、うれしそうだったという。おじいちゃんとなったアーノルド・シュワルツェネッガーら家族はすでに夫妻の家を訪れ、ライラちゃんに面会した。クリス&キャサリンは昨年6月に結婚。クリスには元妻アンナ・ファリスとの間に7歳の息子ジャックくんがいる。(Hiromi Kaku)
2020年08月11日