21日(土)公開の音楽映画『君が生きた証』に出演するビリー・クラダップとアントン・イェルチンが吹替えなしで熱唱し、演奏するシーンの特別動画が公開された。先日発表された第87回アカデミー賞ノミネート作品では、『セッション』が作品賞はじめ全5部門ノミネート、『はじまりのうた』が歌曲賞ノミネートされるなど、音楽映画の注目度がこれからますます高まりそうだ。
『君が生きた証』特別動画
映画は、銃乱射事件で愛する息子を失った父親が、息子が遺した音楽を歌い継ぐなかでその死と向き合い、再生していく様を描く父と子の感動の人間ドラマ。『ファーゴ』や『マグノリア』などで知られる名優ウィリアム・H・メイシーが初監督を務めた。
毎年2月から3月にかけては、アカデミー賞レースに絡む良質な洋画が日本で多数公開される。すでに公開されている『デヴィッド・ボウイ・イズ』をはじめ、『はじまりのうた』(2月7日公開)、『ブルックリンの恋人たち』(3月13日公開)、『セッション』(4月17日公開)など、今年はこの時期に様々なタイプの音楽映画の公開が控える。そんな中、とにかく泣きたい、感動したい人に観てほしい作品が『君が生きた証』だ。