今春に公開になるディズニーの最新作『シンデレラ』の日本語版で、シンデレラを演じる高畑充希と王子を演じる城田優が、日本版エンドソング『夢はひそかに(Duet version)』を歌うことになった。これまではシンデレラだけが歌っていたナンバーはなぜ、デュエットされることになったのだろうか?
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本作は、有名な“シンデレラ”の物語を、英国演劇/映画界の巨匠ケネス・ブラナーが実写映画で描き出す超大作。新鋭リリー・ジェームズが美しくて愛らしいシンデレラを演じ、ケイト・ブランシェットが恐ろしいまま母を、ヘレナ・ボナム=カーターがカボチャを一瞬にして馬車に変えるフェアリー・ゴッドマザーを演じる。
『夢はひそかに』は、1950年のアニメーション映画『シンデレラ』の主題歌で、どんなつらいことがあっても、信じていれば、いつか夢は叶うというメッセージが美しい旋律で歌われる。実写映画でもこの楽曲が使用されるが、日本語版ではシンデレラ役の高畑だけでなく、王子役の城田も歌唱。ふたりの声が重なって、美しいハーモニーが生まれている。
近年、ディズニーは『アナと雪の女王』や『マレフィセント』などの作品で、伝統的なファンタジーの物語やキャラクターを現代の観客の心に響くように描き、高い評価を集めているが、間もなく公開になる『シンデレラ』でもオリジナルを尊重しながら、さらに深い描写がなされている。