お笑いの舞台を観る感覚で楽しんで―錦織健が贈るビギナー大歓迎のオペラ
強いて言えば、プログラムを買って(笑)、開演前に読んで貰えれば。あとは、お笑いの舞台を観る感覚で楽しんで下さい」と今回のプロデュース・オペラも自信たっぷり。従来のシリーズ通り、高い満足度を得る舞台になりそう。
そして錦織健を音楽面で支えるのは、オーケストラ、オペラ両方で多岐に活躍する指揮者、現田茂夫。「ドニゼッティの音楽はロッシーニの影響も色濃く、軽妙洒脱な魅力がたくさん。あと健ちゃん(錦織健)の演技も素晴らしいです。コミカルキャラが先行しがちなネモリーノだけど、やっぱりアディーナが惚れるだけの一途さ、愛情の深さが巧に表現されています。あと、ロイヤル・メトロポリタン管弦楽団とは初共演なのですが凄腕メンバーが揃っているので安心。
稽古もとても引き締まった演奏が出来ましたし、合唱も実は少人数なのを感じさせない迫力ですよ」と本番に向けてのオーケストラ、合唱の出来栄えに満足の様子。最後に初めてオペラを観るファンに向け、「クラシック音楽は古典じゃなくて、ワールド・ベースボール・クラシックなどと同様、一級品という意味です。皆さんには一級品の音楽をお届けします!」と熱いメッセージで締め括った。
初心者からコアファンまで気軽に楽しめる錦織健プロデュース・オペラの第4弾『愛の妙薬』は、2月15日(日)