『ROCK MUSICAL BLEACH』シアタークリエにて凱旋公演を上演中
コミック連載10周年記念公演となる今回は、キャストのほとんどを新たに、シリーズ初となるオリジナル脚本を採用した。空座町の空に赤い月が出現、調査に派遣された死神たちが相次いで殺害される。犯人は、血に飢えた“罰刀”を持つ謎の男・射真(いるま)。前半は、射真による死神の殺戮を止めようとする一護と死神たちの戦闘を中心に、戦いの中で一護が大切なものを失ってしまうという衝撃の展開が描かれる。後半からは、射真の秘められた過去と死神に刃を向ける理由、真の目的が徐々に明かされる。一護と射真は、強さを求め、誇りを懸け、互いに譲れぬ大切な誰かを護るために対峙し、各々の答えを見つけ出そうとする。
主人公の一護を演じるのは、4500人が応募したオーディションを勝ち抜いた法月康平。一護の真っ直ぐな想いを舞台上で熱く力強く表現した。
ルキア役を演じるのは、前回から唯一の続投となる佐藤美貴。大切なものを失い悲嘆にくれる一護を、凛とした美しい歌声で励まし奮い立たせる。舞台のオリジナルキャラクターの射真と遥華は、ベテランの新納慎也と彩乃かなみが担当。クライマックスで圧倒的な演技力と歌唱力を披露し、物語に深みを加えている。その他にも、「THE CONVOY SHOW」